言行一致のパワー(信頼時計)
以前話したことのある信頼時計。
信頼というものは、積み上げるのはコツコツしか出来ないですが
失うのはあっという間、というようなお話だったと思います。
例えば銀行と会社との関係。
お金を銀行から借りて会社は投資(設備や人)を行うわけですが、当然、
返済はそうした投資によって生み出される売上(厳密には利益)から行われます。
毎月、必ず同じ時期に返済がされていることが当たり前なわけですが、
それを守ることが1回でも出来ないと、時と場合によっては全額一気に返済しないといけないことだってあります。
そこまでのプレッシャーはなくても、それ以外の信頼というものも同じくらい大事。
基本は時間の約束でしょう。
・・・までに、・・・をやるという言葉を常に守ることというのは簡単そうで大変なこと。
そして、1回でもその約束が破られてしまうと、積み上げてきた信頼はゼロ(あるいは、マイナス)からやり直しになる。
これって、遅刻する人を見ているとよく分かりますよね。
どんな理由があっても、オオカミ少年状態で仮に事実だったとしてももう信用されない。
一方、必ず遅刻しない、納期を守る、言ったことを守る人はどうでしょう?
アタリマエのことかもしれないけど、こうしたことの積み重ねをして、信頼時計が積み上がっている人が
偶然、何かのトラブルで遅刻する時。それは、確かに信頼時計は大幅にマイナスされるけど、きっと、理由があると思って
なんとかするでしょう。
言ったことは必ず実行する。
実行できない時はその理由を明確にする。
当たり前そうで、これが出来るか出来ないかはとても大事ですね。
言行一致のパワー(信頼時計)
Leave a reply