・・・だったらいいのに、、、じゃなくて、・・・するために自分は何をする?
(当事者になるために)
これは、ホントいつかみんなに分かってもらいたいと思って
定期的に出すトピックです。
先日、仕事をしながら国会中継を聴いていた時も、とある野党側の方が
「・・・・ならないといけないじゃないですか?」と答弁しているシーンがありました。
私はそれを聴いた時に正直かなり甘ちゃんだなぁと思っていたのですが、
そう思うんだったら、自分は何するんですか?というところまでアイデアを出すのが
本当の意味での予算委員会での議論であるべきだと思うのです。
あるいは、「もう、日本は少子化で景気も悪く、他の国に抜かされて三流国になっちゃう」なんて
テレビで言う変な人がたくさんいます。でも、それは、自分の世代はひょっとして、そうなっても呑気にテレビでて
年金もらって逃げきれると思ってるから無責任に言えるのでしょう。本当だったら、「どうやったら、日本がここから
活気を取り戻して、再び、ジャパン・アズ・ナンバーワンになれるだろう?」ということをテレビでお茶の間の人には発信するべきだと思うわけです。
もちろん、今の日本には沢山の課題があるのは事実。ってか、問題のない国や組織などありません。
そりゃ、色んな矛盾や課題があれば、一気に変えることは出来ません。
ただ、与党だって野党だって国民だって問題意識を持ったり、現状分析から今を非難することは大事なんだけど、あくまでも、
それは立場は別として、「良くするために、与党として、あるいは、野党として、あるいは一国民として自分は何をするか」じゃないといけないと思うわけです。
人間誰にだってアイデアはある。
ただ、「こうなったらいいのになぁ」と思うことは誰にでも出来ることで、
「こうなるために自分は何をしたらいいのだろう」と考えて、主語を自分にすることが大事だと思います。
しかも、意見だけじゃなくて、「自分だったらこうする」と自分が何をするかまで考えた上で自分の意見を発信することが
本当に大人の成熟した意見だと思うわけです。
bみたいな組織体系の会社ですと、幸なのか不幸なのか株主は私だけですし、取締役としての代表者も私になってしまう。
そして、銀行の借入の保証人も私になってしまう。つまり、何か問題が発生した時に株主としての責任は自分が追わざるをえないですし、
訴訟事件が発生すれば、私が引き受けないといけない。そして、万が一銀行から借りているお金が返せなくなると、自分が立て替えて払わないといけない。
ある意味、全部問題が発生したら自分に降りかかる仕組みになっちゃってるわけです。
でも、実はこの状態になる前はbも何人か取締役もいましたし、株主も複数人にわかれていた。
銀行の保証人も複数でした。その時って、自分自身どうだったかというと・・・・、結局は誰かが何とかしてくれる、
という甘えん坊ちゃんだったわけです。
幸か不幸か、私のケースは自分の背負うリスクと責任を数億円単位まで背負い逃げれなくなったことで
現実と向き合わざるえなくなりました。その中でも、理想を持ちつつ現実とのバランスをとり、そして、
どんな状況でも、自分の給料を1年止めてでもみんなにちゃんと期日に給料を払っていくためにやらないといけないこと、
やりたいけど今出来ないこと、そしてやってはいけないこと、と区分けしながら考えざるをえなくなったわけです。
そして、それは今思うと自分の頭で解決策を考えに考えぬく、ということを
繰り返すということは、人生で最良の成長のための機会を与えられたと思います。
みんなに同じ緊張感を背負ってもらいたいと思ってこんなこと書いてるのではなく、
私自身もサラリーマン時代を振り返ると、やっぱり、自分の発言には理想はあっても、その理想と現実を照らし合わせる冷静さ、
そして、手持ちのコマが限られている中で今、会社や周りじゃなくて「自分」が何をするか、という発想を出来るか?
それは、かなり抜けていました。でも、これは仕方ないことだと思います。
でも、やっぱり組織というのはちょっとずつでも、そして、完璧じゃなくても、一歩ずつ、
色んなものを背負いながらも前進していく必要があります。理想と現実の平衡感覚を如何に正常に保つかは本当に難しい。
コツとしては、自分の意見を発信する時に心がけることとして「・・・と思う」ではなく、
「・・・と思うから、自分は・・・をする」というところまで考える習慣をもってみることじゃないかなと思います。
みんながこれが出来るようになると・・・、ホント、スゴイことになります。
・・・だったらいいのに、、、じゃなくて、・・・するために自分は何をする? (当事者になるために)
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