面白い仕事と面白くない仕事があるわけではないですよね。
95%はやらなければならない仕事ですが、残り5%で何か新しいことをやるか、
どうふくらませていくか気の持ちようです。(日経ウーマン)
仕事ってまさにこの言葉のとおりだなと思います。
いっとき子どもたちの教育にも、好きな事をやらせて伸ばしてやればいいなんて
教育法が流行ったけど、この言葉はその真逆かもしれませんね。
私は自身凡人だと思うので、この言葉のほうがスッキリします。
確かに世の中にはやりたいことだけやってすごく花開くこともあります。
ごく一部のスポーツや芸術などの世界ではそのようなこともあるでしょう。
一方、大多数のことについては逆。
嫌なこと、平凡で地味なこと、面白くない(けど大事なこと)。
こうしたことが仕事や人生の大部分を占めます。
仕事の妙味というのは、こうしたことが大部分という中で自分がこうした
事を確実にこなしつつ、5%くらい紛れ込んでいる何か刺激的で新しいことにも目を配れるのか。
じゃないかなと思います。
私の場合は社会人になる時、かつて映画「ウォール・ストリート」に出ていた
マイケル・ダグラスのゴードン・ゲッコーの華やかな姿に憧れて、投資銀行の世界に
少し足を踏み入れました。
でも、世の中で本当に顧客から支持されたビジネスって実はこうした、
地道さを大事に、一歩一歩、平凡なことを大事にしている会社だなぁ、年をとってからは
思うようになりました。非凡な結果を出す会社は、平凡を大事にする。
また、もう一つ。
手間のかかること、地味なこと、あるいは自分のしたくないことをするというのは、
とても忍耐力を養うという意味では大事なことです。また、今の時点で、自分がしたくない、というのは
あくまでも、今の自分の能力や主観を元に判断しているわけで、その嫌なことを沢山やっていくうちに、そこから、
別の才能が開花することもあります。
私個人も、昔はITが大嫌いでITコンサル会社をすぐに辞めてしまいました。
ところが、今、開発しているbシステムもそうですが、嫌だからと逃げているとシステムの事は
一生手を付けないでしょうが、やっていくと、そこで積み上がる知識が、全然別の業務でも活用できたり、
それが楽しくなっていったする。
まずは、1つ1つ自分が手を動かす時に振り返ってみましょう。
面白い仕事と面白くない仕事があるわけではないですよね。 95%はやらなければならない仕事ですが、残り5%で何か新しいことをやるか、 どうふくらませていくか気の持ちようです。(日経ウーマン)
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