頭の良い人って?
いつも普段の朝礼では、努力の話や努力の”仕方”の話が多かったので、
今日は、ちょっと違う観点で。
よく求人広告を掲載するときに、媒体社の人に、
「御社で求めるポイントは何でしょう?」
と聞かれます。
その時に答えるのは、
・ 素直な人
・ 勉強(努力)する人
・ 自律性がある人
の3点をあげることが多いです。
というのは、社会人としてのスキルを上げていくためには結局は
勉強(努力)し続けるしかないこと。そして、その努力を続けるためには自律(自分を律する)が必要だからです。
ですので、ここで言う頭の良い人、という言葉の定義は別に
学生時代に沢山勉強した人、というわけではないです。どちらかと言うと、学生時代の勉強は
インプット主体ですので、記憶力勝負です(英会話も実は半分くらいはそうなのですが)。
これはこれで必要なスキルですが、ここでいう頭の良い人の定義では、
「様々なことに興味をもつこと。試すこと。そして、本を読み他者の経験を吸収し、それを、実践に使うこと。そして、常に自分を少しでも自己変革して前に進もう、ともがき苦しんでいる人」
といえるのではないでしょうか。
こうした人が優れているのは、特に誰かに何か言われなくても
自分の中で、よりよい自分になるための問題点を発見し、現実として受け入れることが
出来ること。そして、本を読み他人の真似をしながら、その問題を解決し、更に自分のバージョンアップが出来るからです。
と、ここまで書くと頭の良い、という言葉のイメージが湧いてきますよね。
私も今まで一緒に仕事をしてきた人で、一流国立大学を出た人、弁護士、MBA、Phdと山ほど
学歴だけは優秀な人と仕事をしてきました。でも、私がほんとうの意味で頭がいいな、と思って尊敬できた人は学歴に関係なく、社会に出てからもずっと、自分をもうワンランク上に持って行きたい、と、
日々、もがいている人でした。
そのはじめの一歩は、実は、まずは自分で解決してみよう、
と思えるかどうかじゃないかなと思います。
もちろん、組織があるのは人は一人では出来ないことが沢山あるから
それを補いあい、ゴールに向けて一緒に歩むことが出来るからです。でも、補うことが出来る人間に
なるためには、まずは、助けることが出来るだけの自分になって、そして、更に成長していくことを意識しておくことが大事なんだと思います。
頭の良い人って?
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