結果とプロセス
ふと、昔のことを思い出していてこのことを考えていました。
以前、私がサラリーマンだった時に、その会社では
外部の関係者と面談を行うことがあるのですが、社員の一人として私も自分の先輩と一緒に
その席に同席していました。
その外部の関係者は、私達の言葉を参考にして自分達の会社との
関係を今後強化するのか、あるいは下げていくのか、そんな判断をする結構重要な場でした。
その折、その外部の方から「君はちゃんと評価されてるのか?」
という質問をされました。
私は正直、1年いるかいないかというペーペー社員だったので、そんな偉そうなこと
答えられるわけもなく、「自分はまだまだ実績もないから、その質問には正しく回答出来ませんが、
フェアだと思います」なんて回答してた気がします。
その時に上司の方が、「自分は頑張ってるけど、その努力のプロセスが評価されてない」
と言っていたことを思いました。
恐らく気持ちとしては、頑張ってるけどまだ結果が出てなくて、その頑張ってる、
というところが会社に評価されてなくて、逆に、運よく結果が出てるけど自分より努力してない人のほうが
評価されている、というようなことだったのでしょう。
これって、気をつけないと私達も陥ってしまう罠だと思います。
つまり、私たちはどんな仕事をしていたとしてもやっぱり、職業人であり、
職業人である以上、は結果が伴います。
途中経過(プロセス)で何をした、ということは非常に大事なことですが、
残念ながら、職業人は最後は結果で判断されます。会社も頑張っててもお金がなくなったら潰れます。
私が実は思ったのは、その上司の方は、きっと自分のほうが
頑張ってるのに、まだ結果が出ないうちに努力してないと思う別の人が結果が出てしまったのは
運だと思ったのでしょう。ところが、私はもう一人の人も知ってましたがとても陰でで努力している人でした。
つまり、結果で負けたのではなく(多分ですが)プロセスでも負けてたのでしょう。
この言葉から演繹されることは、結果は非常に大事で最後の判断はここになりますが、
やはり結果が出ていなくても、プロセスを磨けばいずれ結果が出るという事実。
つまり、結果が出ないことをプロセスを頑張ってるのに、、、と言い訳するのはダメですが、
一方で、今、運よく結果が出ててもプロセスを疎かにするといずれ結果もでなくなる、というプロセスと結果の関係を
意識してもらいたい、と思って書いてみました。
結果とプロセス
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