人生は、経験しなければ理解できない教訓の連続である。
(エマーソン)
自分は・・・だから、と思った時に思い出すと良いかもしれません。
はじめて何かをするときや、1回やって上手く行かなかった時。
早めにそんな判断をすることってありませんか?
面白い統計があるのですが、幼少期に偶然何かスポーツの種目に
チャレンジしてダメだと思うと、それが、おとなになっても引きずるそうです。
でも、実際は1回しかやってないので、それをじっくりと長く続けるとどうなるかまでの経験をつまないで
判断してしまっている、ということでしょうか。
社会人としても自分の得意・苦手の判断を早めにしてしまうことって
ありがちです。
私の場合は、大学院でファイナンスと財務会計を専攻しました。
ですので、この会社を始めるまでに自分の社会人キャリアの多くは会計とファイナンスに関ることで、
まさか、こうやって日々のオペレーションやマーケティング、そして、人事関係に関して携わるとも思ってませんでしたし、
全くの門外漢と思っていました。
ただ、では今の自分は?
と聞かれたらどうでしょう。
選択肢がないからこそ、オペレーションもやりマーケティングもやったことで、
自分の守備範囲は拡がりましたし、いざ、やってみると、はじめは自分のやったことのないことで分からないことだらけで
辛いですが、続けているうちに学び、そして、学んでいくと楽しくなる。
仕事とはその連続なんだろうなと思います。
そして、今はファイナンスや会計はもちろん原理原則はよく理解してるつもりですが、決して自分の
専門分野ではもうありません。
よく、子供達にやりたいことだけやらせたらいい。
強みだけ伸ばせばいい、という考えを聞くことがありますが、それって、その子供が多面から思考できるように
するためには、苦手(と現時点で思ってる)科目を学ばせないと、その子の本当の適正がどこにあるのかだってわかりません。
だからこそ、子供のうちに徹底的に多面的な思考が出来るように、教育するのが本当は大事なんだと思います。
(もちろん、例外的に卓球の福原愛ちゃんのように幼少期の出会いが大人まで変わらないこともありますが)
社会人になっても同じですね。
人生は、経験しなければ理解できない教訓の連続である。 (エマーソン)
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