グループとチーム~自分の守備範囲を越えて動く

グループとチーム~自分の守備範囲を越えて動く
最近ふと考えたこと。
会社という組織があった時に人がそれぞれ思惑を持って集まります。
もし2つのタイプの組織があったとしましょう。
1つ目のタイプはグループ。
つまり、それぞれが決まった役割”を”(あるいは”しか”)しない集団。
2つ目のタイプはチーム。
自分自身の守備範囲はあるものの、時にはその壁を超えてカバーしあえる組織。
どちらが組織として強いでしょう?
組織の大小問わず、基本はチームだと思いますが、特に私たちのような
規模の組織では間違いなくチームです。
一見、守備範囲外のこともやるということは効率が悪く見えますが、
組織というのは、守備範囲間のボーダーのような仕事が沢山ありますし、また、中には
人が抜けてしまって誰も手を付けない場所もあるでしょう。
野球でも内野と外野の間。あるいは外野間、内野間などボーダーラインの
ことってたくさんあります。
正直、私もパソコンが壊れて直しに自分の作業を止めて、あるいは、スケジュールを変更して
わざわざ他のスクールに行くとき。あるいは、朝5時から仕事はじめてるのに人不足で
お茶出しまでやって、FBまでやって、スクールが終わったあとも仕事をしている時。
俺、何やってんだろう?
と思うこともありますが、その時には、「今は、その守備範囲の場所に人がいない時期だから
その時は自分がやらなきゃ」と思うようにしています。そして、一瞬思い浮かぶブーブー思うネガティブな気持ちを
すぐに頭からかき消してそのエネルギーは前向きに、よりよい組織を作ることに注ごうと思うわけです
(でも、やっぱり愚痴っちゃいますけどね)。
一瞬、「これは私の仕事じゃない」と思ったらそうじゃなくて
「これは、私の守備範囲じゃないけど今は自分なりに出来ることをやろう」と思うようにしましょう。
自分の強みを持つことはとても大事。
でも、それと同じくらい、守備範囲を限定しないで色々取り組むことはもっと大事です。

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