Ready-Fire-Aim —「完璧」という名のバスを待って、多くの失望した人たちが
取り残されて街角にたたずんでいる。
ドナルド・ケネディ (教育者)
この完璧という言葉。
本当にやっかいだなぁといつも思います。
何故なら、誰でも思うことですが、
・ 今、忙しいからしっかり出来るようになってから動こう
・ まだ、体制が未整備の状況だから整備が進んでからやろう
・ 製品が完璧になってから発表しよう
って人は思いますが、じゃぁ、その落ち着く、とか、しっかり、完璧という
定義は今、その時点でその人が思っていることですよね。更に良いことがその先にあるかないかは
今そう思っている時点ではわかりません。
分かりやすいのはWindowsのパソコン。
先日も大きなアップデートがありましたが、もし、ビルゲイツが
「完璧なオペレーティングシステムが出来るまで製品として出すわけには行かない」
と思っていたらどうでしょう?
Windous95も98もNTも7も8もなく、一本、完璧なWindowsが出るまでずっと開発してたら・・・・。
きっと、お金がなくなってとうにマイクロソフトはないですよね。
完璧というものはそもそもなくて、動きながら、そして、考えながら
手を動かしていくうちに、何を改善したらいいかに気づくことで少しずつ良くなっていきます。
そもそも、時間が経過するうちに良いもの自体も変わっていったりしますからね。
英語で、Ready – Fire -Aimという言葉があります。
日本語で言うと、構え-撃て-狙え、という感じです。
普通だと、構え-狙え-撃ての感じですよね。
でも、それじゃだめで、構え-撃てでまずこのあたりかな?というところで
撃ってみて、少し外れていたらそれを調整して狙い直してまた撃つ。そんな感じでしょう。
考えながら、動きながら、完成度を高めていくようにしましょう。
Ready-Fire-Aim —「完璧」という名のバスを待って、多くの失望した人たちが 取り残されて街角にたたずんでいる。 ドナルド・ケネディ (教育者)
Leave a reply