3つの貯金 ~ その1 信用の貯金
昨日、恵比寿で面談を行った後久しぶりに本屋さんに行きました。
昔はビジネス書コーナーに入り浸っていろんな専門書を買ったものですが、
どんどん発行される新刊ばかり読んでも、何が流行りのノウハウなのか、何が流行りの経営手法なのか
ということは分かっても、本質というのはさほど時代が変わっても変わらない。
だったら、昔から多くの人に読まれて今も読まれ続けている名著の方が、
はるかに本質に触れている。ということで、どちらかというと買う本もそういうお蔵入りの
名著が多かったのですが、昨日、本屋さんで偶然手にとった「小さな会社の社長の戦い方」という本は
久しぶりに読んでいて面白い本でした。
この本の著者が数十年会社経営をしている中で色々と感じたことをまとめていると
思うのですが、その中で、最後の章で結論として書かれているポイントが、この3つの貯金、という
部分じゃないかなと思いました。
著者の言うところの貯金には3つあり、それらは「信用」「知識」「お金」の3つが
あるということでした。
その中で、まずはじめに信用の貯金。
これは、昔から「信用第一」という格言がありますが、今の世の中、
この「信用」よりも、目先の利得を選択してしまうことが非常に多い。
例えば、「この人は必ず期限を守る」というスタンスで仕事をずっとやっている人が
たまたまミスをしてしまったとしましょう。きっと、多くの人が「この人がこの人だったら1回は仕方ない」
と思えるでしょう。
イメージとして、信用というのは、積立保険みたいなものだと思います。
ただ、積立保険と違うのは信用を貯めることは、コツコツ日々の実践で時間がかかるけど、
取り崩す時は、ばっと一気に取り崩すことになる。
だから、普段から「この人と一緒に仕事をしていればまずは大丈夫」と思われるように
信用貯金を積み立てることが大事ですね。
3つの貯金 ~ その1 信用の貯金
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