少(わか)くして学べば壮にして為すあり。壮にして学べば老いて衰えず。
老いて学べば死して朽ちず。(佐藤一斎/言志四録・三学戒)
今日から仕事始めです。
何か、今年一年を考えた時に良い言葉はないかなと、自分自身、
いろいろな言葉を探していたのですが、初日にピッタリの言葉としてこの砂糖一斎の言葉に
出会いました。
佐藤一斎は幕末期の儒学者で、門下生には、山田方谷、佐久間象山、渡辺崋山など
幕末に活躍したそうそうたる面々の人達の名前があります。
新年だからこそ、「今年こそ・・・するぞ」と思ったり何かゴールを
設定することも大事ですが、今日のこの言葉は逆に学び続けることの大事さをあらわした
言葉です。
少(わか)くして学べば壮にして為すあり。
→若くして学べば、大人になって世のため、人のために役に立つ人間になる。
壮にして学べば老いて衰えず。
→壮年になって学べば、年をとっても衰えない。いつまでも活きいきしていられる。
老いて学べば死して朽ちず。
→年をとって学べば、死んでもくさらない。その精神は永遠に残る。
人間は常に学び続けるからこそ成長します。
その為には、自分はまだまだ、という謙虚さも必要ですね。
少(わか)くして学べば壮にして為すあり。壮にして学べば老いて衰えず。 老いて学べば死して朽ちず。(佐藤一斎/言志四録・三学戒)
Leave a reply