Personal Integrity Account / 自分の信頼口座
(Stephen Covey /7つの習慣 )
昨日、就職活動ランキングでも有名なリンクアンドモチベーションの
小笹社長とお会いして色々とお話する機会がありました。
会話の中で出てきた単語の一つが信頼残高、という言葉でした。
こちらの会社では社会に出て仕事をはじめる新卒の人たちに、
「学生時代は自由だったのに、社会に出たら束縛されて自由がなくなる」という
一般論に対して、日々の地道な積み重ね、そして、現実の課題から逃げずに、一歩一歩を着実に
歩むことを通じて、”信頼”を積み重ねることが、より自分が成長していく時の自由度を高めてくれる、
そんなことを仰ってました。
確かにナルホド、と思いながら、以前紹介をしたスティーブン・コヴィーの
自分の信頼口座の話を思い出しました。
自分がやるといったことを実行する。
他人であれ自分自身であれ、まず、約束しそれを有言実行で行うことで
信頼の貯金が増えていきます。
これを増やすためには、嫌なことから目を背けなかったり、
他人のせいにしたりしないで、自分が言ったことをやるという自律心が求められます。
はじめのうちは辛いし、面倒くさいし、楽な道を選んでしまいがち。
でも、この積み重ねを通じた信頼残高の積み重ねが大きくなれば大きくなるほど、
本当に困ったときには、誰かが助けてくれるし、より、本質的な自由を手に入れることが出来る。
福沢諭吉先生が「「自由在不自由中(自由は不自由の中にあり)」という
名言を残しています。自由というのは、自分の責任や義務を果たすからこそ手に入るいわば
表裏一体のもので、放縦(何でもほったらかしという意味での自由)とは違うということですね。
Personal Integrity Account / 自分の信頼口座 (Stephen Covey /7つの習慣 )
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