やるべきこと・やりたいこと・できること
(樋口弘和/トライアンフ代表)
以前、セミナーでお世話になった人材開発関係の会社、トライアンフの
樋口代表の本から。
「やるべきこと=今の環境で自分の果たすべき役割」
「やりたいこと=理屈ではなく感情的に自分が望む事」
「できること=いまの自分の経験や能力から実行可能なこと」
仕事というのはこの3つの三角形を振り返りながら大きくしていくこと。
それが、この本に書かれていました。
一方、人間そうもいかないのが現実。
大多数の人は、「やりたいこと」「できること」しかやりません。
まさに、ずっとわがままな子どもと一緒になってしまいます。
逆に、成長する人はまず、「やるべきこと」を出発点に
仕事をこなしていきます。そうすると、「やるべきこと」ははじめは自分の得意なことじゃない
かもしれませんが、こなしていくうちに、「できること」が増えていきます。
そうなると、今度は、「やりたいこと」に取り組んでいきます。
そうすれば、できることが増えた上でやりたいことが出来ますから、当然、以前の能力の時より
良い結果がでますから、そうなると、さらに「やるべきこと」に気づくようになります。
その三角形が徐々に大きくなることが成長、ということなのでしょう。
私たちのような英会話教室で勤務をすることを考えてみても、自分の守備範囲を英語が話したい、というだけの枠組みでおさえてしまうのか、それとも、将来的にはもう少し自分の幅を拡げるために、苦手だけれども、・・・な仕事もやってみよう、と思えるか、というのが当てはまりますね。
やるべきこと・やりたいこと・できること (樋口弘和/トライアンフ代表)
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