「窓と鏡」の思考法 (the Window and the Mirror)
なかなか分かってても出来ないこと。
最近、私が読み直しているビジョナリー・カンパニー。
特に②の「飛躍の法則」(英題 Good to Great)を読むと如何に世間一般にメディアで
取り上げられる会社とは違うところに、本当に偉大な会社が隠れているか。
そして、その隠れた会社に共通したルールを著者のジェームズ・コリンズが
膨大な調査をしてまとめた本です。こちらは、シニアの人には本をプレゼントしたいと思ってます。
私もサラリーマン時代に読んだ時はちんぷんかんぷんでしたが、時代が経過すると、
「そういうことだったんだ」と後から色々と仕事に限らず、人生観も含めて考えさせられます。
出てくる優良な会社はキンバリー・クラーク、ウェルズ・ファーゴ、そして
フィリップモリスなど、よくメディアで扱われるカリスマ経営者がいる会社でも、話題性がある
会社でもありません。どちらかというと、コツコツ自分達の強みを理解して前進している会社。
その中でも、彼が見つけた共通項の一つがこうした本当の偉大な会社に
共通するのが経営者にも従業員にもこの「窓と鏡の思考法」があることだそうです。
それはすなわち感謝と自律の思考法。
うまくいくときに、手柄を取って「自分がやった」というのではなく、そんな時は、
「みんなで頑張ったから」と心から思える人。だから、上手く行った時は窓の外を見て、その成功の要因を
自分以外のところに見る心。そして、その成功に寄与した人達にひかりを当てること。
そして、逆に何か歯車が合わずうまくいかない時には、その責任が
外部環境や他人のせいにしない。
なんか、アメリカの会社なのに古き良き時代の日本の会社の共通項を見ているようです。
というかこうした黄金則は世界共通なのでしょう。
私達も、「女性のためのマンツーマンの英会話スクール」というカテゴリのなかで、まず、そうなりたいものです。
「窓と鏡」の思考法 (the Window and the Mirror)
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