現代の悩みは、人が自分のために何かをしてくれるものと期待している
人間が多すぎることだ。今日の大部分の問題の解決は、自分で何かをする一人一人の中に見出される。
(ヘンリー・フォード)
フォード自動車の創業者、ヘンリー・フォードの言葉。
珍しく、最近昔のアメリカの企業家の引用が多いですが、あの時代のアメリカの経営者には
プロテスタンティズムの良さが残ってますね。
ついつい人間は自分自身ではなく外に理由を見つけようとします。
・ 景気が悪いからな~。そんなのはお上が決めることだし。
・ なかなか売れないなぁ~。
・ 自分よりも○○さんが成功してるのは、おかしい。
などなど。
もちろん、どうしようもないことって沢山あるけど外部的な要因の
せいにしてしまうと、思考が止まってしまって「じゃぁ、自分はどうしたらいいか」という
発想までいかなくなってしまう。
つらいけど大事なのは、「じゃぁ、自分はどうしたらいい」ということを
常に考えること。
極端な話、景気が悪いことをお上のせいにするんだったら、自分が政治家に
なってやろう、とか、正しいことをいう政治家を支援してやろう、と自発的に考えることだって
出来るわけです。決して、第三者に責任を持って行って逃げちゃわないこと。
でも、この言葉、多分かつての大恐慌期にフォードは言ってるわけですが、
当時から人間ってのはこういうところがあるんですよね。それは仕方がないことだけど、
だからこそ、まずは、「自分がどうするか」を真摯に考えることが全体を良くすることにも繋がります。
現代の悩みは、人が自分のために何かをしてくれるものと期待している 人間が多すぎることだ。今日の大部分の問題の解決は、自分で何かをする一人一人の中に見出される。 (ヘンリー・フォード)
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