言ったことは守るべし
(Dan S. Kennedy)
かなり昔に買って時々読みなおす本の一つから。
Dan Kennedyはアメリカでは著名なマーケターで「不都合な真実を教えてくれる先生」
というニックネームからも分かるように、あまりキレイ事とか偽善は言わずに、ズバリ、
成功したいならこうしなさい、ということを分かりやすく書いています。
どちらかというと、リバタリアニズム(新自由主義)に近く、この考え方は
私とはかなり違うのですが、偽善を言わないこと、そして、言葉が明瞭なことで
私も結構、この人の本はビジネス面で参考するために読むことがあります。
今日は信用について。
おもしろい話ですが、アメリカの弁護士協会の話で、弁護士が
依頼人を失う理由、もらう苦情で一番多いことってなんだと思うでしょう?
決して弁護士としての手腕でもなく、料金が高いことでもなく、
はたまた、裁判に勝った負けたでもないそうです。
一番の理由は、コミュニケーション不足。
そのコミュニケーションとは、「書面での契約にしろ、暗黙の了解にしろ、
約束を守らないこと」だそうです。
逆に言い換えると、うまくいく秘訣は、言ったことは必ず守る
-つまり、言葉と行動を一致させる、ということです。
皆さんも自分の仕事を振り返ってみましょう。
やる期限を守れているか。
やるべき仕事を、目をつぶって手を抜いてしまってないか。
こういうところって社内でもお客様にも見られていて、そこが
信頼構築にもなれば、逆に信頼喪失にもつながります。
言ったことは守るべし (Dan S. Kennedy)
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