人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし
(徳川家康)
徳川家康の言葉ですが、ハットしたキッカケは
別件で、体験レッスンのコツを皆さんに話そうと思ったことでした。
4月はとてもよい数字で終わりました。
とはいえ、よい数字を分解してみるとホント、更新のお客様に救われた数字です。
これもひとえにコンシェルジュのみんなの努力の賜物であると同時に、
40分のレッスンをしっかりやってくれているレッスン・パートナーのおかげです。
もちろん中には遅刻しちゃったり風邪で突然休まれて対応で大変な
目にあったりと、みんなに対して一律、ありがとうとは言いにくいかも(笑)しれませんが、
まずは感謝の気持が顔に出たほうが誰だって良い気持ちになります。
そのちょっと苦戦した新規営業ですが、反省点はまた別として今日は
人は、重荷を背負うことが大事という話について。
短い2時間弱の体験レッスンの場というのは、
日常の業務とは違って、スポーツの試合だったり、檜舞台で講演する時と同じような気持ちで
のぞむのがうまくいくコツです。そう思うと、自分が言いたいけど体面を気にして言えないことも言えるようになります。
そのコツは、「自分の為に」じゃなくて「誰か他人の為に」という
気持ちが、自分のつまらない体面などを取り去って、あの一言、を言うキッカケになります。
そして、あの一言は間違いなく何も言わないよりお客様の心に刺さります。
皆さんの場合だと、その誰かとは、体験レッスンに関して言うと、間違いなく40分のレッスンに
ベストを尽くしてくれているレッスン・パートナーでしょう。
徳川家康が言っている言葉は含蓄がありますね。
生まれた時からすぐに人質生活をしている上に、子供時代から年長の家臣を養う義務を背負っていた徳川家康は、だからこそ、戦になったらどうしたら勝てるか、そして、負けないか。民と家臣を養えるかをずっと考えていたのだと思います。彼の場合はスケールが大きかったから、徳川家だけのためじゃなく、日本の為に戦国時代を終わらせて平和な時代にしよう、とそこまで考えてたのでしょう。
私たちはそこまでスケールをでかくする必要はないですが、自分のひとつひとつの
行動や発言は自分だけのためじゃなく、誰かのため、と思うと不思議と勇気が出てくるものです。
私も全然まだまだですが、みんなに毎月給料を払って銀行に返済をして。
それでもキツイ時は給料ゼロで休みゼロでもそれを優先するんだ、という
責任を負うようになってはじめて今まで、意味もなくカッコつけてたつまらないものがなくなって
本質的なことを意識するようになった気がします。
ちなみにこの言葉の後ろには、「急ぐべからず」と言う言葉で締めくくってます。
実は意外と短期だった徳川家康だからこそ、焦りに対しても自分を戒めたのでしょう。
人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし (徳川家康)
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