出世の道は信用を得ることである。(小林一三)
阪急電鉄・東宝・宝塚歌劇団などの創設者の小林一三の言葉。
この人、関西で事業を成したので関西の方のイメージが強いですが
実は山梨出身で、大学も慶應。そんなわけかは分からないですが、私も関西出身ですから
今でも地元に帰るとお世話になりますが、阪急電鉄沿線は綺麗な高級住宅地が多く不景気な関西ながら上品さが漂っています。車両もクラシックでとてもおしゃれ。
彼がすごかったのは、人がいないところに鉄道を敷き沿線を自らが
開拓し住民を呼び込むビジネスモデルを構築したこと。東急グループの五島慶太は小林の
影響を非常に受けたと言われています。
ご多分にもれず、小林一三も非常に苦労人で這い上がってきた人なので
その言葉には奥深いものが多いです。
今日言葉には3つの条件を小林が書いています。
第一の条件は正直でなければならぬ。
あの人には気を許すことができないと言われるようでは、信用は得られぬ。
第二の条件は礼儀を知っていることである。
粗暴な言辞、荒っぽい動作では、これまた信用は得られない。
第三の条件は物事を迅速、正確に処理する能力があるかどうかである。
頼まれた仕事を催促されるようでは、やはり信用は得られない。
確かに全て思い当たることであり当たり前のこと。
でも、意外と出来ていなく思い当たることも多いのではないでしょうか?
出世の道は信用を得ることである。(小林一三)
Leave a reply