傍観者ではダメである。
どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。
(藤田田)
昨晩、討論番組で戦後教育を振り返ると何が問題だったかに
ついて議論をしていたので聴いていました。
学校の校長、NPO、評論家、、、左右両側からの視点で議論が
ありましたが、その中で、以前年末課題に出ていたヤンキー先生こと義家弘介さんが
「思想云々の前に、戦後教育は責任を持つことを教えない」
と本質を看過した意見を言っていました。
教育、愛郷心、家族愛、愛国心、いろいろありますが仕事にもこの、
「責任意識」という言葉は非常にのしかかってくる課題です。
・ 誰かが何とかしてくれる。
・ これは自分が決めたことじゃないから知りません。
・ こうした方がいいと思うけど、自分がやるのは嫌だからいまのままでいいや。
これは当事者意識がなくなった組織、国家がたどる道でかならず
衰退します。
逆に、立場や関与度合い抜きにして、自分だったらどうする?ということを
常に考えて、かつ、実際にそれを実現する行動に移すこともする。
そういう人が多数派の組織には活力があり、逆の場合はお役所的な組織になってしまう。
以前、自由には責任が伴う、という話をしましたが
私たちのように生まれた時から比較的何でも好き勝手に出来る時代には
自由を勝ち得るためには、責任と言うものが表裏一体であることをついつい忘れがちです。
かつての日本の強さは国で見ても国民一人一人がしっかりと自尊自助の精神が
あり、その集合体としての国家や企業の発展があり、世界はそれを羨んだのですが
やっぱりスタート地点から恵まれるとどうしても、こうした気持ちが希薄化します。
ということで、仕事に関しても常にどうするともっと自分の帰属する
組織が更に良くなるだろうか、その為に、何をしなければいけないのか、ということを
考える週間を持ってもらいたいと思います。
そこまでがまず第一歩で、次は、言いだしっぺになれば、それを
評論家で終えずに、実際にそれを行動に移す実行力を養うことですね。
傍観者ではダメである。 どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。 (藤田田)
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