Give a man a fish and you feed him for a day. Teach a man to fish and you feed him for a lifetime.(授人以魚、不如授人以漁)(老子)
日本語にすると、
ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。
魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える。
となります。
先日、Aaronと司馬遷の史記の話をしたことがキッカケで、また、
史記やもう一つ前の時代(殷~周)の話を読み直していました
(とはいっても、今は時間が無いので横山光輝の漫画で)。
私は今の中国の体制や、商売一直線すぎて自己中で利他の思想がない
現代中国にはあまり魅力も感じないし、共感も尊敬の念も全くないけれども、
史記に出てくる春秋戦国時代などの古代から三国志時代までに登場した
諸子百家始めとする思想家の考え方には、古代ギリシャのソクラテスやプラトンを
始めとした哲学者同様に、大いに共感を持ちます。
今日はその春秋戦国時代の老子の言葉から。
説明は要りませんね。言葉のとおりです。
仕事を仕事と思ってやってしまうのか、自分の人間力やスキルを高める
触媒と思ってしていくのか、その心持ち一つでその人が一生どうやって生きていくかが
変わると思います。
極端な話ですが、もし、bがなくなってしまった時・・・
(そんなことはないですが)
単にまた、給料を貰えればどこでもいいやと思うか、もしくは、
自分のスキルをより具体的に再定義して次を狙うか。全然違うと思います。
もし、、、ですが、私がサラリーマン人生を続けていたら
私のスキルはきっと、もともと自分が属していた金融業界のかなり偏った知識だけだったと思いますが、今、自分の最も得意な分野は何か、と言われたらマーケティングスキルかもしれないし、マネジメント、若しくは金融と組み合わせたスキルになるかもしれない
実は老子は実在が問われる人物です。
ただ、あの時代の人間の心境を司馬遷が代筆したのかもしれません。
Give a man a fish and you feed him for a day. Teach a man to fish and you feed him for a lifetime.(授人以魚、不如授人以漁)(老子)
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