いい加減を「良い加減」で使いこなす
~ 完全なクオリティよりも、期限内の完成の大事さ
もともとの語源は、鎌田浩毅という地質学者の方みたいですが、
この言葉は、仕事にとてもあてはまります。
私たちの仕事はサービス業ですから、繊細さを問われます。
スクール内の環境整備、掃除が行き渡ってるか。これも、気遣いが必要。
こうしたある種の繊細さを求められる一方で、仕事の中でよく勘違いされるのが
クオリティと期限の課題。
私の場合だとメルマガの配信は決めた日の午前中。
しかも、読者の生活スタイルに合わせて必ず11時前には配信するようにします。
となると、アドレスの整備、コンテンツの作成、システムへのデータインプットと全て
含めて数時間の業務になる。
でも、コンテンツを作成していていつも思いますが、すべての文章、レイアウトに
完璧を求めると期限を守れないことがある。じゃ、配信を遅らせるかというと絶対に
期限を守る。なぜなら1度遅らせると、遅らせることが当たり前になってしまう。
その結果、後で読みなおしてみると誤字もたまにあります。
正直恥ずかしいけど、それを上回るメリットが期限を守ることによって得られる。
基本、メルマガは木曜日か金曜日の午前中に配信しているから、愛読してくれている人はくるものと思っているわけで、これをもし、日曜日に配信したらどう思われるでしょう?きっと、その方が失うものが多いでしょう。
結論としては、完璧を目指すより、不完全でも期限を守ることの方がメリットが
あることも多々あるのです。
(工業製品などはダメですが)
つまり、時には不完全になる勇気を持ち、期限を守ることのほうが
大事な事。
わからないことや、未達成なことがあっても、まずは全体を把握して、
期限内の完成を念頭に、一気に進むことです。それが、いい加減を「良い加減」で
使いこなす、ということでしょう。
PS:だからといっていい加減を奨励しているわけではないのであしからず。
でも、みんなの対応を見ていると、「いい加減を良い加減にする」バッファーは大分あるので心配しないでいいと思います。
いい加減を「良い加減」で使いこなす ~ 完全なクオリティよりも、期限内の完成の大事さ
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