教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく
(ベンジャミン・フランクリン)
私の好きなフランクリンからもう一回。
これは、何か新しいことを始めようとする時お金のことで悩むお客様にも
教えてあげたい言葉だし、自分たちを振り返るときにも思い返したい言葉です。
読書量やそれに伴う知識が必ず正しい解を導き出すとは限りません。
もちろん、その本は著者の偏見であるわけで1つの本や1つの意見だけを聞いてそれを
自分の意見にしてしまうのは危険です(いっとき、あえて自己催眠的に誰か好きな作家や人物の考え方をすべて受け入れるという作戦もありますが)。
その一方で、多くの情報を読書や学習から得ていると今その瞬間には実践の世界では
役立たないことがあっても、ある日、何かのキッカケに「そうか」って思うことがある。
人間の頭はすごいもので、その考え方や知識に触れた瞬間は使い方が分からなくても潜在意識の端っこにその知識はしっかりとセーブされていて、その知識を使う状況がくるとひらめくようになっている。
私の場合は大学で経済学、大学院と社会人経験の多くがファイナンス関係の仕事でしたが、
こんな英会話の事業で使うの?と思われるかもしれないけど、このファイナンスの知識により危ない思いもしましたが、会社を救うことも多々ありました。もちろん、知識だけではダメで最後は思いっきりの良さや、諦めずにやりつくす根気、そして、戦う時には戦う覚悟といった知識以前のものがあるわけですが・・・。
仕事でも自分の担当以外のことは知らないほうがいい、知らないでいい、
なんて思う自分の担当外の業務なども実は興味を持って知ることは、一見、直結してないように見えて会社は「法人」という有機体だけあって全て繋がっているので、常に興味を持ち観察し、知らないことを学んで知識としていくことである日突然繋がってきたりします。
そんな風に思って仕事に取り組んでもらいたいと思います。
教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく (ベンジャミン・フランクリン)
Leave a reply