ゴール前でパス回しするな
昔の日本人はどちらかと言うと、自分が責任とって腹くくるからあとは、
お前ら頑張れ、というまったく逆の価値観が美徳とされてましたが、私たちの世代だけでなく
戦後の日本人に共通してるのが、「自分が決める」という感覚の欠如。
サッカーなんかだと、せっかくゴール前まで来ているのに何故か、いざ、ゴール手前に
なると、パス回しを始める。
もちろん、ペナルティキック狙いもあるでしょうが、思い切って撃つという
気持ちがないと、結局は、ボールはいずれ取られて反撃される。
多分、この感覚は私も含めて誰もが持っているかもしれません。
自分がみんなの為に決める、という気持ちより多分、それは、ミスして自分が
辱めを受けるのは嫌だから次の人にボールを回す。で、回しているうちにミスした時の責任が曖昧に
なってしまうから、それでまぁいいや。となってしまうのでしょう。
スポーツ選手は、特に、世界で厳しい現実と向き合っている上に、日本代表の看板を
背負っている人は徐々に、この呪縛から抜けてきたと思います。
それは、ダメダメと言われたゆとり教育世代も、スポーツなどで厳しい現実を見ている人は、
私たちの世代なんかより意外と、気が強かったりする所以だと思います。
私たちの仕事はシフトの仕事ですから、なかなか、自分のお客様というアカウントが
あっても、お客様はスクール間あちこち行かれるし、自分のお休みの日にレッスンにいらっしゃるかも
しれない。
だからこそ、楽をしようとすると「では、次回のレッスンまでに・・・・」と
あやふやな状態にしてしまう。
でも、月末が近い現在は、ロスタイムもないので、またパス回ししているとアウトです。
ゴール前でパス回しするな
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