物事は一おう80点級の出来映えでよいから、
絶対に期限に遅れないこと。これ世に処する一大要訣と知るべし。
(森信三)
昨日、稲垣さんとミーティングをしていたときにこのトピックになりました。
曰く、稲垣さんが新しい事業(細かいところは省略します)を3人の仲間を集めて
はじめました。もともとの趣旨は、東日本大震災で復旧・復興が急がれる東北地方に少しでも
貢献したいということで、とあるシステムを現地の中小企業に導入することでコスト削減を図るものだそうです。
某大手企業との提携も終えて、稲垣さんとしては早く現地に入って動き始めたい。
その一方で、システム開発者は細かな仕様作成にオタクになりすぎてしまって、動こうにも
動けない。
稲垣さんとしては、80点の出来でいいからまず東北に持って行って、実際の
お客様のフィードバックを聞きながら改善する方が、今、情報が少ない中で完璧と思うシステムを作って
動くよりもはるかに良いと思っている。
この心境は私もとても共有します。
ついつい、お客様のフォローだったりご案内をする時なども、
・ 時間がゆっくり出来たら腰を落ち着けてやろう
・ お見積もりも全部住所から手入力すると時間がかかる
・ 明日はFBないから明日でいいや
なんて感じで、やっていくとあっという間に1日、1日と経って行ってしまいます。
ここのさじ加減は難しいのですが、期限を守ることが第一でもし、ミスがある時は
修正する。
私も朝礼とか社内メールはパって思い立ったらすぐに書いて出してしまうから
あとで読み返すと誤字があって恥ずかしいこともありますが、全部見なおして1本のメールを書く前に、
80点でいいから3本のメールを出したほうが良いだろうという判断です。
当然、お客様対応で誤字脱字はあるのはダメですが、期限を遅れてしまうことは
より良くないということですね。
物事は一おう80点級の出来映えでよいから、 絶対に期限に遅れないこと。これ世に処する一大要訣と知るべし。 (森信三)
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