サラリーマン人生を面白くしたいなら、与えられた持ち場ごとに、一つでもいいから、
「あれは私がやったんだ」と言える仕事をやるように努力することだ
(河合滉二)
これはぴたっと来る言葉で紹介したいなと思いました。
河合滉二さんは、サッポロビールの社長さんだった方です。
私もあまりこの方は存じ上げていないですが、社長を90年代初期にされていた方ですので
敗戦⇒高度経済成長期と日本を引っ張ってきた世代の方なのだと思います。
私自身、最近ニュースに出てくる団塊世代以降の大手企業経営者は、せいぜい、話していることを聞いていると自分の会社、良くても自分の業界程度のメリットしか考えない人が多くて、あまり尊敬できる方は少ないですが、やっぱりあの時代を経験した人や、もしくはゼロから何かを創り上げた人は今の世代でもやっぱりその発言にはきれいごとや偽善ではなく、様々な経験、葛藤から得た本質的なものを感じます。
私自身、サラリーマン時代を振り返ったときに、何が自分のモチベーションだっただろう、
と思ったときにやっぱり、何を残したか、言うことが大事だったと思います。
中には、ニュースにでて誰でも知ることになるような案件に関わることから来る
ちょっとした恍惚感もありますし、それはそれで嬉しいものですが、意外と嬉しいのは
社外というよりは、社内に残る仕事で、「あの・・・・の仕事は・・・・さんがやってくれたんだって」と
自分がいなくなった後も生き続ける仕事というのは、ほんのりとうれしいものです。
まずは、第三者にそう思ってもらうまえに、自分の中で
「これだけは自分がやったことなんだ」
「今月の稼ぎ頭は自分だったんだ」
「今月の更新のお客様対応、自分が一番頑張ったんだ」
「いつも掃除だけは誰にも負けない」
「頑張り具合だけは自分が一番!」
なんでもいいですが、指示待ちではなく自発的にやったことが第三者から見て
これだけは、自分の貢献!と思われる。
そんな仕事をひとつひとつ増やしていくことがとても大事です。
サラリーマン人生を面白くしたいなら、与えられた持ち場ごとに、一つでもいいから、 「あれは私がやったんだ」と言える仕事をやるように努力することだ (河合滉二)
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