良い料理人の前に良い商売人、その前に良い人間に成る。
(渋谷スクール近くのあらかぶのレジで)
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昨日は早朝からぶっ続けで仕事でその後FB2件の大入りでしたので、
コンビニ弁当も嫌だなと思って皆さんもおなじみ?のあらかぶに行きました。
かれこれ2年近く通っている割烹居酒屋ですが、おいしいことはもちろん、
気遣いと地下という立地なのに空気が良いことが私たちがついつい通ってしまう
理由でその一番は店長さんとスタッフの接客。
もちろん忙しくて時々置いてけぼりをくったりというのはどのサービス業でも
あるのですが、やっぱり、気が利く。そして、厳しめのお客様がいらっしゃっても笑顔で対応。
料理人である前に商売人。
多分、これはお店を任された店長としての気持ちを忘れないため
書いたんだろうと思います。
おいしい物を作ることは当たり前。
だけれども、その中から適正な利潤を出さないと商売である以上は事業は継続できないし、
給料だって払えない。そして、お店の施設が少しずつ減耗してきたときには再度投資するお金を貯めておく必要もある。だから単に偽善に陥らず、その気持は忘れるな。
そんなことで真ん中に置いたんだろうなと思いました。
そして、その商売人よりも優先してあるのが良い人間。
このバランス感覚は非常に大事だなと思いました。
私たちの商売も利益を得ないことには、給料だって払えない。
家賃だって払えない。だからプロのコンシェルジュとしてお客様の事を考えつつも
その気持ちはどこかにある。それってもし、自分が一人で商売していてバイトの人に給料払ったり
家賃払ってたら分かる感覚だけど、中々イメージ持ちにくい。
ただ、それだけでは気を付けないと守銭奴になってしまい
ダメなわけでその商売人としての気持を持ちつつも良き人になること。
そういうことを書いてるんだろうな(やっぱ店長侮れないな~)と思いました。
最近世界中の経済がおかしくなってるのは、口ではお客様のためとか
社員のためとか、国のためといいつつ、経営者も株主も従業員も実は自分の事しか
考えなくなっていまったからだと思います。
これを法律や制度だけでバランスを取るのは難しくて結局は
自分に対するある種の自制心と道徳意識の醸成しかないんだろうと思います。
私にとってはその原則は、海外で言うとマックス・ウェーバーの
プロテスタンティズム的な自制的なバランス感ある資本主義感や古き良きアメリカでいうと
ベンジャミン・フランクリン。日本には昔からある近江商人に代表される
三方よし的な考え方なんだろうと思います。
また、渋谷シフトの時には仕事後にでもあらかぶさんに行きましょう。
良い料理人の前に良い商売人、その前に良い人間に成る。 (渋谷スクール近くのあらかぶのレジで)
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