一夜にして成功をおさめるには二十年の努力がいる。
(エディ・カンター)
私が昨年出逢った好きな文章があるのですが、とても長いので
同じようなことをシンプルに要約すると、どうなるのかなと探していたときにこの言葉を見つけました。
Most entrepreneurs go through long period of struggle and suffering before achieving what often
looks to the outside observers like “overnight success”.
I spent years laboring in oblivion, even ignominy.
I have had cars repossessed, been bounded by creditors, gone bankrupt, been so broke that
I have had to scrounge changes from under the couch cushions to get something to eat, driven old “beetle” cars.
まだ、本文は長いのですが私がマーケティングでよく指標とする、ダン・ケネディの本に出てくるフレーズで、これは、彼が自己破産して、知人にも無視されて、お金も無くなって長椅子のクッションの下にある
小銭で買い物にいった不遇の時期でも、努力することを続けてある日、歯車があったときにこれは他人には一夜の成功に見えるものだ、と言っています。
これは、スポーツでも、仕事でも、人生でも何でも一緒だと思いますが、
努力をしていると「ピーク」と呼ばれる減少に遭遇することがあると言います。
すなわち、「その前の5年間にはなかったような多くのことが6ヵ月の間にまとめて起きる」ような現象。
それは、何年間も身を粉にして働き、もがき、犠牲を払った後で手にする報酬です。
もし、そんなことが起きたときはどうすれば良いのでしょう?
ダンケネディの言葉を借りれば、その時は、「ありがとう」と感謝し、ビタミン剤をがぶ飲みしその流れが
続く間は流れに乗るのがベストです。
とはいえ、そんな超常現象が起きるかどうかは誰にも分かりません。
ただ、ひとつ言えるのは起きている本人も他人も何か特別なことをやっているようには
見えないけど、その途中、悩みもがいて努力した後のご褒美であることだけは確かだと言えるでしょう。
だから逆に言うと、ついつい気を抜いてしまうとそのピークの時間はあっと言う間に終わってしまうこともある。(なんかスーパーマリオのスターの時間と似ています)
良い結果を出したいと思ったときには、ついつい、その結果のイメージだけ想像して
その過程となる途中経過を見ないものですが、大事なのはその道程をもがきながら努力することでそうしているとピークが突然(に見えるだけかもしれないですが)がやってくる、ということなのでしょう。
時間はかかるけど常に意識しながら努力することを続けましょう。
一夜にして成功をおさめるには二十年の努力がいる。 (エディ・カンター)
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