僕らは毎日が行き詰まりだよ。
行き詰まらないほうがかえっておかしいとさえ思う。毎日少しずつでも前に進んでいれば、
必ず行き詰まる。(土光敏夫)
先日、個人的にアップしたブログは経団連の今の姿勢について個人的に
納得行かないことを少し入れて書いてしまったけど、この土光さんは70年代の経団連の会長で、
こちらの経団連会長は私個人的に尊敬している名経営者です。
めざしの土光とも言われるとても質素な方で、古き良き、日本の名経営者だと思います。
あの当時は財界の人は、死んでいった仲間のためにも、戦後の焼け野原から日本をいち早く復興して、
世界に冠たる経済大国として日本を再興しようという気持ちがあった。どこか、本来は自分はあの戦争で死なず生かされたという気持ちと、廃墟になった日本を立て直すという国家観もしっかりしていた。
彼が東芝を再建するために社長に就任したときの一言目は、
「社員諸君にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く」という所謂モーレツ経営を体現する言葉だと思います。今の時代にはそぐわないかもしれないけど、やっぱり、戦前戦中をくぐり抜けてきて戦後の再建を主導した世代は、やっぱり物事の取り組み方に本気さを感じますね。
今の時代はこの本気さというものが中々なくて、どこか、偽善と虚無感の中
きれい事は多いけど、もっと素朴に喜んだり、悔しがったり、あるいは悔しくて泣いたりできるくらい
物事に真剣に取り組む機会が少ない。
仕事も一緒で、壁がもしなくなったと思ったときは、問題意識が弱くなっているかもしれないし、
逆に、新しく入った人は壁にぶつかりまくるでしょうがその時はその壁を歓迎して乗り越えるべく、努力しましょう。
壁があることは、前進している証拠です。
逆に壁がなくなったと思ったときはヤバイ!?
僕らは毎日が行き詰まりだよ。 行き詰まらないほうがかえっておかしいとさえ思う。毎日少しずつでも前に進んでいれば、 必ず行き詰まる。(土光敏夫)
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