「一番にならなくてもいい」という言葉に惑わされない。
何かにおける一番を目指す。
(和田裕美さんの「仕事で成長し続ける52の法則」)
昨日新幹線で東京に戻ってくるときに、買っていた何冊かの本を一気に読破したのですが
そのうちの一冊が、この和田裕美さんの本でした。
ちょうど、この言葉は本のタイトルのとおり「仕事で成長し続ける52の法則」のうちの
一番目に出ている言葉でした。
そして、東京に戻ってきてニュースをチェックしてたら真っ先に出て来たニュースが、日本の
スーパーコンピューターが7年ぶりに世界一になった話。震災だったり不景気の中、こつこつ頑張ってた人がいてこういうニュースを運んでくれるとちょっとうれしくなりますよね。
よく、自分は自分だから一番にならなくてもいい、といわれたりしたことがあったと思います。
見方によっては正しいところもあるのだけど、「一番を目指さなくてもいい」という言葉と、「一番になれるかはわからないけど高い目標を設定して努力する」ことの間にはかなりの差があると思います。
基本は仕事って、みんな同じ条件の中で同じことをやっている。
やり方は人によって違うかもしれないけど、チャンスは平等に与えられている。
でも、結果って人によって違ってきますよね。
だから、そんな時は、その結果を受け入れつつ自分の弱点を特定して克服していったり、強みを伸ばしていく。
もし、オリンピックで金メダルを取る人に「オリンピックは参加することに意義がある」といって
取れる人はいないですよね。
考え方を変えたら、「一番じゃなくていい」と考えるよりも、「同じ条件だし、努力次第では自分も出きるかも」と思ったほうが前向きに考えられると思う。
当然、チャンスは平等でも結果はバラバラです。
人によって得手不得手があることも事実だし、この分野で一番じゃなくても別の分野で一番を
目指すことで一番を目指すことだって出来るかも知れない。
私はひょっとすると諦めの悪さと粘り強さかもしれない。
ひょっとすると、みんなはお客様を安心させることかもしれない。
はたまた、わかりやすく数字に出る営業結果もあるでしょう。
でも、一番を目指して精一杯頑張れば結果がどうであれ受け入れることも出来ますが、
そうじゃないのに一番じゃなきゃいけないんですか?みたいなこと言った大臣みたいに暢気なこと言っちゃうとやっぱり他人や世界からは敬意を持たれないですよね。
ひそかに私は昨日のニュースで「一番じゃなきゃいけないんですか?」と言われて日陰の身だった
日本のスーパーコンピューターが7年ぶりに世界一を奪還したニュースを見てとてもうれしかったですし、ひそかに一番を目指して頑張ってきたエンジニアの方々はすごいなと思います。
「一番にならなくてもいい」という言葉に惑わされない。 何かにおける一番を目指す。 (和田裕美さんの「仕事で成長し続ける52の法則」)
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