悪になるのは大変だ。正義の味方の方がよっぽど楽だ。
(by 浦沢直樹)
今日の言葉は昔、恵美子さんがお世話になっていた浦沢先生の
20世紀少年から。
私は、マスターキートン、パイナップルアーミー派なので20世紀少年は
あまり読んでいないので、この言葉を意訳してしまう可能性があるけど、もし私達の
仕事に当てはめるとするとこんな感じかなと思っています。
私達の仕事ってお客様の内面のスキルを変えていく仕事です。
楽をして上達することって絶対にない。
もちろん、上達をお手伝いするための環境を作ってお客様が上達していく
プロセスを楽にすることが私達の仕事ではありますが、楽しながら上達できることなんてない。
だからこそ、時にはお客様の耳に痛いことをお伝えしないといけないこともある。
これって少しお医者さんと似ていると思います。
お医者さんも特に命に関わる手術だったら、手術前に患者さんや家族に厳しいことを
伝えますよね。もちろん、いいことだけ言ってそれでみんながハッピーならばいいけれども
そんなことって少ない。
同じことがみんなの仕事にも言えると思います。
対お客様に対して。
そして、同僚に対しても時には耳の痛いことを、その人のことを思うならば
伝えないといけないこともある。
もちろん、その瞬間は怨まれたりするかもしれないし、空気が悪くなることも
あるかもしれない。でも、今、伝えておかないと後で言った言わないということでかえって
信頼を失うかもしれない。
そして不思議なことですが、こういう耳に痛いことは、心を込めて思い切って
伝えてしまったほうが、逆説的ですが相手はその人のことを信頼してくれる。だからこそ、
勇気はいるけど伝えてみる習慣をつけましょう。
悪になるのは大変だ。正義の味方の方がよっぽど楽だ。 (by 浦沢直樹)
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