三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する。
（羽生善治）
今日は羽生名人の言葉から。
お休みをいただきますが、常にみんなにはもうひとつ上を目指してもらいたいので
羽生名人のこの言葉が少しでも心の琴線にふれてもらえたらと思います。
私自身、そんなに才能はないという事実を受け入れて、絶対に他人よりこれはできている、
と思うのは人の話は賛成するか反対するか別にまず聞いてみる。そして、実践してみてからそれが
自社に有効かどうか判断する。その中から自社に合わせる工夫をするということだけは常に心がけています。
昔だったら、私の営業師匠の岡崎さん。
あの和田宏美さんの上司だった方ですが当時の自分はそんなことも知らないし、そもそも当時の自分は和田さんがどんな人かすら知らない。何よりも彼のスタイルは昔ながらのコテコテのもので、まねするにはちょっとためらいもあるけど、まずは彼の言ったとおりやってみる。
30歳越して、ずっと営業らしい営業しないでもいい仕事してたから自分にとっては、恥ずかしいことも多かったですが、まずはやってみる。その中から人間関係の構築の基礎や、YESの精神といった思想の背景を自分のものにする。そして、合わない部分を自分たちのスタイルに当てはめてみる。
マーケティングでも、始めはSEO対策やアドワーズの運用、そして、ホームページの作成も
全てはいろんな代理店さんやWebデザイナーから学んでとりあえず、彼らがやっていたことをそのままやってみる。向こうは単品単品では自分より詳しいけど、そうやってやっていくうちにSEOとPPC広告の使い分けといった自分たちに何が合うのかって見えてきます。
同じことがみんなのお客様とのコミュニケーションにもあると思います。
完全に真似してそのままだと絶対に駄目ですが、まずは、真似するくらいの気持ちがないと、相手より上にはなれない。