うまくいかない会社に足らないのは意識だ。
「儲けよう」「一生懸命働こう」「いいモノを作ろう」「もっと会社を大きくしよう」という意識が足りない。
それをしっかり植えつければ、誰もやめさせずに会社を再生できる。
(永守重信)
時々出しています、日本電産創業者の永守さんの言葉です。
ちょうど、みんなに仕事ってそもそも何だったっけということを振り返るときに、
もっともそれを極端、かつ、ちょっときつい言葉をもって言っている永守さんの言葉を
借りて今日は紹介しました。
こないだは仕事を自分で着地させる事の大事さを話しました。
これは、私自身も先日例で出したとある代理店の営業マンと昨日似たことがありました。
(それは朝礼でお話します)。久しぶりに怒鳴ってしまったし、きつい言葉を使いました。
最後は、「無理だったら上司とこちらが直接話すけど、そうなったら多分これが最後の取引になると思います」と
伝えましたが、結局彼は自分で責任を持って話を着地させました。
これが雨降って地固まる、というやつだと思います。
こちらも、もちろん駄目だったらこれで最後と思って話してはいますが。
話を戻しまして、永守さんの言葉ですがこの言葉は企業と言う立場で見れば
当然でのことですが、ちょっと泥臭く、そして、かっこよくない。かっこつけて綺麗なことを
書くのは簡単ですが、永守さんが買収して買い取り再生した会社が倒産したり、経営不振になったのは、恐らくこうした当然のことを当然ではなくなってしまっていたからでしょう。
極端かもしれないけど、永守さんが会社を買収して再建するために真っ先に
その会社の人-これは、経営陣も従業員も関係なく-行わせるのは、トイレ掃除。
それも半端なく、綺麗にさせるらしいです。
普通だったら大企業だとトイレ掃除は、外注したりしてますが、自分の身近な
上司や部下の人が自分の手で掃除してると思うと、そもそも、みんなトイレを汚く使わない。
そんな心遣いをする癖が出来ると自然と、営業にも心がこもるし、自然と誰よりも早く会社に来て仕事始めよう、というカルチャーになり気づけば業績が回復することが殆どだそうです。
これって、私達のような英会話スクールを運営する事業でも当てはまります。
口で言うのは簡単。
うちだって、全然そこまでは来てない。
ただ、良くするためには改めて意識してもらいたいと思います。
うまくいかない会社に足らないのは意識だ。 「儲けよう」「一生懸命働こう」「いいモノを作ろう」「もっと会社を大きくしよう」という意識が足りない。 それをしっかり植えつければ、誰もやめさせずに会社を再生できる。 (永守重信)
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