よいセルフイメージを持つ習慣
最近オーディオブックで聞いていてなるほど、と思った考え方。
今の自分の姿って実は、「自分ってこんなやつなんだ」って思っている姿に
気づかないうちに持ってこられていることが多い。
これって学術的にも証明されているらしいのだけど、例えば、子供のときに
とっても運動が出来る子がお隣にいたとき、その子は多分スポーツが出来る子で自分は
そうでもないってイメージが、刷り込まれる。それは親だったり近所の人だったり周りの人が
そういうからかもしれないけど、そういう声を聞いているとそのイメージが自分のセルフイメージになってしまう。
そうなると、実は自分にすごい別のスポーツの才能があるかもしれないのに、
開花することもなく、自分はスポーツが出来ない、と思い込んで大人になってします。
そんな話です。
細かく書くと話が長くなるので割愛するけれども、それくらいに、自分の今の姿は
実際に自分が行ってきたことだけではなく、かつて自分が自分に抱いていたイメージに引きづられて来た結果であるわけです。
では、自己催眠するかっていうのもちょっとオカルトチックになるけれども、
客観的に、自分はこれくらいは出来る、というあっけらかんとした自信を持っていると
自分の実態の姿がそちらに徐々にだけど引きづられてくる。
良くあるのは、
・ 自分は話しベタだから・・・
・ 自分は人と上手いこと接することが得意じゃないから・・・
といった話。
でも、これも意外と子供のときや学生時代に一回、恥ずかしい思いをしたときに
それが自分のセルフイメージとして固定されてしまっていることがある。
だったら、ちょっと考えを変えてみて、
・ 自分の友達(同僚)の・・・さんが出来るんだったら自分だって出来る
って思ってみるのはどうでしょう?
これは学術的にはサイコサイバネティクスという論理で結構、アメリカでは
ビジネスマンがよく実践する手法らしいです。
例えば、自分がバリバリプレゼンテーションしている姿をイメージすることは
結果をイメージしすぎて大変だから、まずは、そのプレゼンテーションを練習していて
上手くいっている姿をイメージする癖をつけてみる。同じように、例えば、営業の仕事だったら
お客様から調印いただく時よりちょっとまえの、会話が盛り上がっていていい流れの時の姿を想像する癖をつけてみる。
それが頭の中で固定化されていくと徐々に良い自分の姿が当たり前となっていきます。
シカゴブルズがスリーピート(3連覇)を1991年~1993年に果たしたとき、
彼らが実は一番力を入れたのはこのセルフイメージのトレーニングだったそうです。
もちろん、通常のトレーニングが出来ていることが当然ですが、前人未到の3連覇を果たすタイミングでは勝つイメージがチームメート全員で共有していないと出来ないですからね。
みんなもちょっと自分が苦手と思っている部分を改善するときに、ここを
イメージしてみてください。
よいセルフイメージを持つ習慣
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