The competitor to be feared is one who never bothers about you at all,
but goes on making his own business better all the time.
恐るべき競争相手とは、あなたのことをまったく気になどかけず、自分の仕事をつねに向上させ続けるような人間のことだ。
(Henry Ford)
以前、一度だけ紹介した言葉です。
自動車会社フォードの創設者のヘンリー・フォードは、T型フォード(Ford ModelT)
という画期的な製造方法を考案しました。車自体はベンツが生みの親ですが、自動車産業を
作ったのはフォードです。
いわば大量生産、大量消費の20世紀型のライフスタイルの原点を築いたフォードですが、
そんなフォードが恐れたライバルとはここに書いているように、全然目立たないけど、
やることを着実にやっている会社。
まさにフォードが恐れたように、そのライバルは日本だったりヨーロッパの自動車会社が
その後出て来て、初代フォードが築き上げた大量生産のモデルを更に改善してコスト競争力や
技術力を磨いたため、本家フォードはアメリカ市場でも苦戦した。
私達も今回の震災ではダメージを受けましたが、そのダメージから復活するための
一番の近道はこつこつといままで築き上げてきたものをよりよく改善していくこと。
これが遠回りに見えて一番の近道です。
こういう状況を幸いとして、平時なら事なかれで進めたほうがということで、
メスを入れられなかった課題を解決したりということはあるでしょうが、それ以上に、
今までの業務をもう一回磨きこむ気持ちを持って日々仕事をしてください。
それが結果として4月終わったときに振り返るとよい結果になると強く信じています。
The competitor to be feared is one who never bothers about you at all, but goes on making his own business better all the time. (Henry Ford)
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