故進不求名、退不避罪、唯人是保、而利合於主、國之寳也
今日は漢文から。
でも、一言で言ってしまうとSelf-Starterになることの大事さを書いています。
日本語で訳すると、
「進みて名を求めず、退ぎて罪を避けず、唯だ民を是れ保ちて、而して利の主に
合うは国の宝なり」
ということで、もう少し会社的に解釈すると、
「自分の評価のためでもなく、上司から怒られるのを避けるためでもなく、ただ、顧客や会社のために
何をすべきかを自分で考えて結果として会社のためになる人は宝だ」
ということです。
孫子は近代だったらヨーロッパではナポレオンや日本では武田信玄。
そして、未だに米国では士官学校でも絶対に教材として使われるくらい未だに
多くのことを学べる兵法書です。
当時は、中国が春秋戦国時代でずっと戦争に明け暮れていて
人間に取っての極限状態がずっと続いていた。だからこそ、理想を用いつつも
具体的に何が必要なのかを実践的に書いた本です。
bも当然、地震の影響もありますが何もかも上に判断を求めていると
間に合わなかったりということが出てくるでしょう。
そんな時に本当にありがたいのは、自分でしっかりと現場で判断をして
ある程度の成果物にしてから報告してくれる人。もし、それが出来ないときは自分なりに
ベストと思う案をいくつか考えてから相談してくれる人。全部丸投げで判断を求めるのではなく
自分としてもこの判断がお客様のため、そして、会社のためにとっていいのかという指針をもって
考えることが出来る人が増えてほしい。
今のbの規模だと逆に言うと、単なるアピールだけするも、逆に、
怒られるのが嫌だから隠しちゃっても見えてしまう。だったら、みんなが堂々と確固たる軸を
持って動いてほしい。そう思います。
そのコツは、仕事を「我が身」と思ってすること。
逆に「仕事だから」とか「給料のため」とおもってしまうとうまくいかない。
うちは後者はいないと信じてますが、我が身と思ってすることはまだまだいけると思います。