会社はドラマだ
(日本電産 永守重信)
私がたまに引用する日本電産の永守会長ですが、この言葉は
はじめてかもと思います。
永守さんの人材教育って社員がアメリカ人だろうが日本人だろうが
トイレ掃除からスタート。これは正直、評価が別れるでしょうし嫌な人は嫌でしょうが
実際に彼の会社は結果が出ている。
日本電産みたいに数千億円の規模まで成長したグローバルな会社でも、
私達のような規模の小さな会社でも、仕事をもし「つくりものだ」という冷静な
目で見てしまったらドラマは成立しません。
ドラマにはさまざまな役割があって、その役を各人が十分にこなしてこそ
見ごたえがあるものになります。
会社もそれぞれ役割がありますよね。
その役割を全員が果たせばかならず会社は成長するでしょう。
誰かの成功を一緒に喜べるか。そして、失敗を共に泣けるか。会社もやっぱり
そういう人間集団じゃなくてはいけないし、bもそうなりたいと思います。
そういう意味では、私や恵美子さんが叱ったときに泣いてしまうことも
あるかもしれないけど、叱るときはまず第一に成長する余力があると信じて叱りますし、
場合によってはそれで泣いてしまうかもしれないけどそれも覚悟して叱ります。
そして、成功は一緒に喜び対しこっそりうれしくて泣いてしまうこともあります。
最期に、今日のニュースで「トイレ掃除をしっかりする家庭としない家庭では
収入にかなり差がつく」って記事がありました。
その通りだと思います。
たかがトイレ掃除と思うかもしれないけど、トイレ掃除に気合が入らない
ということは、他の業務だってどこかで力が抜けてしまいます。
皆さんも見てたかもしれないけど、私も年末の紅白で植村花菜さんの
『トイレの神様』をはじめて聴いて酔っ払ってたのもありましたがオンオン子供の
ように泣いてしまいました。
他人を叱ったり注意をすることが出来るというのは、それだけ
相手のことを期待しているからです。叱ることが出来る人間は、叱られた時も
真剣に考えられるし、反発心をもってバネのように成長できます。
月初の今はレッスン数も落ち着いています。
来週ぐらいから人が動き始めると思いますが、その前に、しっかりと
掃除や植物のケアからまずははじめてください。
そうすれば、自然とお客様への心遣いもついてくるはずです。
会社はドラマだ (日本電産 永守重信)
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