自信とは、
何かができるとか、
何かをしたとかじゃない。
自分を信じること。それだけ。
だから、自信って書くんだよ。
私たちのスクールでも、会話力チェックをする時の様々な項目の
中に、「confidence」=自信という項目があります。
あれって、時々思うのですが日本語の「自信」と同じ語感を伝えるのならば
「self confidence」じゃないだろうかと思います。
というのは、confidenceって何か、客観的なというか外から見ていて信頼できるもの
に対して使うイメージなので、逆に自信とは少しニュアンスが違うんじゃないかと思うわけです。
人って面白い生き物で、何も知らなかったりするからこそ、根拠もなく
自信を持てたりあるいは、逆に、それに気づいた瞬間に自信をなくしてビクビクしたり
することってあります。
自分も社会人になりたてのもっともっと若かったとき、何も知らないからこそ、
普通に60代、70代のそれなりのオーナー会社の経営者と偉そうにタメはって話していたことも
あります。逆に、年を重ねて少しなりとも謙虚になりはじめて急にささいな事で
異様に緊張することもあります。
でも、やっぱり本当にいいのは、年を重ねて経験を積んで、そして、ひとつひとつ
つらいことがあっても目を背けないで向き合ってきたときに、自分の中に出来上がる自信。
それは、誰もひっくり返すことは出来ません。
その自信ってスポーツ選手で言えば、やっぱり、誰もが認めるくらい練習したことや、
試合で負けて悔しい思いをして、そして、その雪辱を晴らしたりして、積み重ねてきた
実績のようなものでしょうか。
でも、その一方でどれだけ経験を積んでもやっぱり、新しく学ぶことばかりなのが
世の中です。
もう一つ、自分を信じるために一番いいのは、経験よりも、「後ろめたさのなさ」。
仕事していて、同僚だったりお客様だったり、何よりも自分にたいして
堂々と出来るでしょうか?
逆に目先の「相手が嫌な顔しないだろうか」とか「めんどくさいし・・・」と
いうものを優先させているうちは、自信には繋がらない。
ここで、今何が出来るかは別として、後ろめたくなければそのパワーが
もっと自分の背中を押してくれると思います。
私自身は正直、そこまで自信を持ち切れないし、昔は後ろめたいことだらけ
だったけど、今、一日、一日を見て自分が相手と自分に対して後ろめたく思ったことだけは
この3年間ないです。逆にそれくらいしかないのだけど、それは、大きな自信になります。
自信とは・・・・
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