どんなに成功しても、問題はなくならない。
問題がなくなるのは墓場だけ。(by神田昌典さん)
マーケティングをしているとき、いつも思うことがあるのですが、同じことをずっと、繰り返すと必ず反応率が落ちてくる。
もちろん、成功したキャッチコピーや、媒体といったものはリサイクルしますが、そのリサイクルしたものの細かな設定やキーワードは必ず新しいものを混ぜてみる。そして、PDCAして、結果検証、新たなアクションを取り続ける。
これがなくて、何も考えずにずっと同じことをしていると、絶対にどこかで反応がパタっととまるタイミングがやってきます。
昨日、bの株主総会だったのですが(参加者はいませんでしたので書面ですが)、決算を承認してもらうために、昨年度の決算をまとめていました。
その一方で、これを1ヵ月ごとの決算書に分解していくと、この1年間で取り組んだことの成果が際立って見えました。
・ 広告は半分以下になった(が体験レッスン数はほぼ同じ、逆に言うと反響率は倍になった)
・ 売上もほぼ、コスト削減に取り組んだ昨年9月以降と今はほぼ維持
そんなこともあり、1年を通じてみると、つらいこともありますがするないようなものの、毎月毎月の月次で見ていくと、決算期が近づく3月から4月にかけての数字は劇的に改善していることが分かりました(ただ、決算は1年を通じてみるものなので、そこまでは外部株主の方は見ないのですが)。
これも、過去、外部スポンサー頼りで事業をしたときと違って、自分たちで自助自立の精神で真剣に自分たちがやってきたことを一つ一つ見直してきたから。
さらにこれを分解してみると、お客様との会話だったり、FBだったり、スクールのオペレーションフローだったりと、慣れるとそれが当たり前に感じることが沢山あります。
でも、もう一回、それを素人だった時期を思い出してゼロベースで考えてみると、まだまだ、「これってもっとよくなるんじゃ?」といったものが沢山隠れているはず。
似た言葉で、ウォルト・ディズニーの、”現状維持では 後退するばかりである”というのがあるけど、本当にそのとおり。
どんなに成功しても、問題はなくならない。 問題がなくなるのは墓場だけ。(by神田昌典さん)
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