与えられた仕事を命じられたままトレースするのではなく、
自分の知恵や能力、アイデアをプラスして価値を出そう
(井植歳男:三洋電機創業
者)
今日から新しい月なので何か、自発性を持てるためのチベーションになる言葉がないかと思っていてこの言葉に出会いました。
以前、祖父の葬式で芦屋の実家に帰ったときに、駅前の中華料理店で食事をしているとき、三洋電機の井植会長が息子さんと食
事をしていました。
井植会長は一時は、三洋を「難波のGE(General
Erectric)にする」と豪語していた2台目経営者で一時期は、マスコミもチヤホヤしてい
ましたが、その拡大路線が敗し、ファンドに買収された後、最終的にパナ
ソニックに救済されました。
そんな三洋電機を作った初代は、すごい人手、もともとは、松下電器(現パナソニック)で松下幸之助の懐刀として、走り回っていたのですが、その後独立して三洋電機を立した人です。
不思議なもので、独立したもの
の、松下幸之助さんもかわいい元部下が会社をるということで、全面的に応援。あっというまに、洗濯機で日本一
のシェアになりました。
それも、松下が厳しいとき。
関
東大震災や太平洋戦争。そして、松下幸之助が病気で入院して現場にいれないときも、
ずっと、井植さんが松下をきりもりして、乗り切ったことか
らただならぬ思いやりが部下としてあったのでしょう。
その独立した三洋電機が数十年の時を経て、また、パナソニックと一
体となったのは皮肉な話ですね。
誰でも知っている豊臣秀吉が織田信長の下っ端
働きしていたときに、いつも、い冬は草履を懐で温めていた話は有名ですね。
い
われたことをするのではなく、自分なりに何ができるかを工夫できることが仕事の付加価値だと思います!
今月
は、みんなも少し、いつもと違う観点から自分の仕事を
バリューアップしてみましょう!