巧遅(こうち)は拙速(せっそく)に如かず
漢字で書くと難しいけど、分かりやすくいうと、
「全てを100点目指さず、75点でもいいからまずやってみる」ことの方が
良い、という意味です。
私は、学生時代、満点を取ることはとても苦手でしたが80点台、90点台を
一夜漬けで取るのは他人があきれるくらい上手でした。
ビジネスの世界でも同じで、
「ああじゃない、こうじゃない、と自分の中で悩んで動かない人」と、
「ひょっとすると、これは完璧じゃないかもしれないけどまずやってみよう」という人。
これでは、間違いなく後者の方のほうが伸びますし、不思議と、そうやって
どんどんやっていける人の仕事の方が、長期的には仕事の精度も高まります。
どうしてかというと、やってみることで、やらないと気づかない要素が
見えてくる。だから、その次やるときには、より時間も早く、そして、精度の高い仕事
になっていくわけ。
例えば、新しく過去の A2フォローやってみよう。
となった時、
「ずっと、誰にしよう?、何を書こう」と一日座って結果動かない人と、
「まず、この人でこの内容でやってみよう」と試せる人。
きっと、後者の方は、何件かは失敗するかもしれないけど、前にどんどん
進んでいるから、悩んで進まない人よりはるかに、自分の試行錯誤のなかから
良いフォローの仕方をつくれるはず。
逆にそうしないと、みんなのシフトの時間なんてあっという間になくなっちゃいますし、
他にもやる仕事が沢山残ってるのに終わらないかもしれない。
英語だと、「Self Starter」という言葉があって、求人広告を見ていると
がっちりしているアメリカの会社が求める広告などでは、「Self Starter」であることを
要求されます。
自分でエンジンかけて動ける人。
これは、会社が全部お膳立てしないと動けない人の100倍の価値がある。
そういう意味でしょう。
みんなもまずは動いてみる。
この習慣をつけてください。
何も動かないで何も起きない人よりも何か動いてみて失敗したりお客様から
お叱りを受けた人の方が評価されます!
巧遅(こうち)は拙速(せっそく)に如かず
Leave a reply