なーんも言わんと、
言いたいことも言わんと、
がまんして、
それですませてしまう。
嫌われるのや、除け者にされるのが怖くて、
自分の思うたこと口にせんと、すませてしまう。
優しいんやないで、
臆病なだけや。
卑怯なだけや。
(朝のこどもの玩具箱[がんじっこ]、あさのあつこ)
言葉って難しいです。
「あの言葉言ったら顔色変わらないかな・・・」
「これを言ったら関係悪化しないかな・・・」
こういうことってとても多くないですか？
その一方で、ぶっきらぼうに言う人もいますよね。
どっちがいいの？
と言われると難しいのですが、結局は、本質って
似ているんじゃないかなと思います。
本当に相手のこと考えてる？って。
嫌われる覚悟でも相手のことを思いやっているのなら、
それでもいい。でも、ただ、自分の言いたいことを言っているだけなら
それは動物と一緒ですよね。
昨日の朝礼で少しお話ししましたが、カンポ マルツィオの
ボールペン、木曜日に楽天で注文したものが到着しました。
が、何と「ちっちゃい！」というくらいのミニペンでした。
これだったら、あの時、店員さんが「私の顔がくもるかも」なんか
気にせず、私の本心の「買いたいけど、気持が定まっていない」ところまで読んでくれて
遠慮せずにあの白黒のペンでクロージングしてくれていたら、見ていたし触ってたし
後悔なかったのにな・・・と本当に思います。
だって、結局買ってしまったちっちゃいペンだって、はじめはえーっと
思っても、大事にするため、自分で自分を納得させるわけですからね。