まず戦うべきは己が心。
武士とはその戦いに勝ち、
どれだけの者を守れるかに命尽くすもの。
守る者なくして戦ったとて何の意味がありましょうか
(直江兼続)
いま、妻夫木 聡さんで人気のNHK大河ドラマの天地人。
その妻夫木くん演じる主人公の直江兼続の言葉です。
私が戦国時代好きなのは誰もが知るところなのですが、実は、
最近まで直江兼続にはあまり興味がなくて、ノーマークで、
ドラマをたまに見ているうちに、興味がわいてきました。
やっぱり、戦国なら信長だよな。
天下取んなきゃ。なんて、男の人は思うことが多いのですが
(私だけ?)、兼続さんの使えた上杉家というのは、あの時代では
とても異質なくらい、不器用。でも、戦ったらめちゃ強い。
織田信長も最後まで、上杉家と戦うのだけは避けていました。
その強さの源は結束。
相手を倒さなきゃ、自分がやられる、という戦国時代なのに、
義理とか人情とかをすごく大事にしてきて、皆が、
大好き。そして、最後は、天下人になる手前の絶頂期の徳川家康に
タイマンの喧嘩をしかけます。それも、理由は、「スジが通ってないから」。
普通なら大きなものには巻かれたほうが、おいしい思いも出来たでしょうが。
そして、天敵の武田家が甲斐(山梨)は塩がなくて困ったら、
他の敵は皆、これ幸いに困らせたのに、一番の敵だった上杉家は
「敵とはいえ、塩に困ったら送るのがスジ」。と、ここでもスジを
通します。
ちょっと、話を強引に繋げてしまいますが、やっぱり、
仕事をするというのは、自分だけのためじゃなくて、何かを背負っているべき
なんじゃないかなと思います。
例えばFLだったら、そのFLを担当する人は、FBをしてくれた
PDとLPの努力を背負ってます。もちろん、FLを設定するときだって、
どのLPに設定するか、そして、誰がFL担当だとこのお客様とはご相性が
いいだろう、、、といったことまで考える必要があります。
今月は、自分はFB調子悪いなー。と思ったとき。
そう思ったときは、他の誰かがすごく乗っていて自分の分まで
稼いでいてくれているかもしれません。
もちろん、FBの調子を戻して貢献できればいいですが、どうしても、
戻らないときだったら更新カウンセリングで活躍しまくるのもありでしょう。
自分が今、出来ることに最善を尽くす。
自分の存在って、自分だけじゃなくて多くの人と密接に
関係しあってるんじゃないかなと思います。