人の個性とは、
主に弱さだと私は考えています。
もっと言えば、
その弱さの出し方。
(雑誌「anan」、槇村さとる)
槇村さんといえば、少女マンガで有名な作家ですよね
(私が知っているのはBELIEVEくらいですが)。
お客様に好かれる人、社内で好かれる人って同時に
嫌われ役にもなれるし、そして、自分の弱さを隠さずに見せられる人じゃないかな
と思います。
逆に、必要以上に無理して自分を大きく見せようと努力すると
すればするほど、なんか、惨めに見えちゃうものです。
だったら、自分の自然な姿を大事にしたいですね。
私の中での強がりをしていた自分に決別して、弱い自分を
みんなにさらけ出した名シーンといえば、漫画、スラムダンクで
一旦は、バスケットから離れて、ヤンキー街道まっしぐら、そして、
バスケットチームをつぶしに現れた三井君が、恩師の安西先生が現れて、
捨てきれずにいたバスケットへの思いが溢れ出し、
「安西先生…バスケがしたいです…」と涙ながらに告白するシーンは
私の人生の名シーンのひとつです。
その後、バスケ部をつぶそうとしたヤンキー軍団は、一転、
「炎の男 三井寿」という旗をもって常に、三井君の試合には応援に
駆けつけたわけです。
これも、みっともないバージョンの三井君をさらけだした
三井君を見たヤンキー軍団、そして、つぶされかけたバスケ部のみんなが
受け入れたからでしょうね。
雑誌「anan」、槇村さとる
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