人間関係はすべて相互関係だから、
悪化すれば果てしない地獄となり、
双方に愛があれば夢のような奇跡を生む
(by 門野晴子)
家庭介護を題材にした本「寝たきり婆あ猛語録」の一文です。
「婆あ」は体が不自由ですが口は達者なおばあちゃん。
NHKの連続小説「天うらら」の原案として知られています。
でも、これって、人間関係の本質をあらわした言葉じゃないかな、
と思います。
どこかで、連絡するのをためらうと、どんどん疎遠になる。
電話しようっと思っていたはずなのに、
「この時間じゃ取ってくれないかな・・・」
「もし、電話を冷たくされたらどうしよう・・・」
「あと1時間後にかけよう」(と思うのを何回も繰り返す)
「今日は、忙しいし明日にしよう(うん、そうだ!それがいいに違いない!と勝手に思う)」
ってなることはありませんか?
でも、こう思ってしまったが最後、連絡をとりにくくなって
そのお客さまとはどんどん疎遠になってしまいます。
その一方で、思い切って連絡したことで開ける縁もあります。
そして、そこから開けた縁が本当に大きく育ったとき、
「あの時、思い切って連絡して良かった」
と思えるのです。
それを分かっていても、人間、不思議なことで、上記のような
葛藤を繰り返します。が、こんなことは少ない方が良いに決まってます!
ですので、みんなも、ちょっと、頭でこういう言い訳を考え始めた時は、
今日の言葉を思い出して、思い切った一歩を踏んでください。
ええかっこしいは仕事では何の得にもなりません!
門野晴子
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