高校時代にシアトルに語学留学したことを機に英語が身近になって以来、コツコツ勉強を続けています!
今まで英会話学習の機会がなかったお客様にも安心して楽しく学んでいただけるようサポートを頑張りたいと思います!
あのスーパーマリオの世界が映画になったことで大きな話題となった『THE SUPER MARIO BROS. MOVIE(ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー)』、すでにご覧になりましたか?
今回はこの映画の中から、便利な英語フレーズをご紹介したいと思います!
Contents
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ってどんな映画?
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、2023年公開の『怪盗グルー』シリーズや『SING』のイルミネーションと任天堂が共同で制作したゲーム『スーパーマリオ』を題材とした3DCGアニメ映画です。
キノピオやドンキーコング、ヨッシーなどゲーム内でおなじみのキャラクターもたくさん出てきます。
世界中で大ヒットを記録し、誰もが知っているギミック演出や音楽で、マリオの世界を存分に楽しめる映画になっています!
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のあらすじは?
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。
ある日謎の土管を見つけると、そこから別世界へ迷い込み、二人は離ればなれに!
その世界では大魔王クッパがすべてを支配しようとしており、ルイージも囚われてしまいます。
マリオは世界とルイージを救うため、ピーチ姫やキノピオと一緒にクッパを倒す旅に出ますが・・・
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のセリフの英文法とフレーズを学ぼう!
《クッパが世界を支配するべく、スター(無敵状態になるアイテム)を奪うシーン》
Bowser: I’ve finally found it. And now no one can stop me!
ついに見つけたぞ。誰もワガハイを止められん!
have+finally+過去分詞:ついに~した・やっと~した
「have + finally + 過去分詞」という構文は、「最終的に・ついに」という意味を持つ副詞のfinallyを使うことで、長い過程や待ち時間の後に何かが完了したことを強調します。
この構文は、何かを探し続けたり、努力し続けた結果、ようやく望んでいた結果が得られたときに使われることが多いです。
上記の映画のシーンでは、力を得るためスターを探し求め、他の王国を侵略してきたクッパが、「I’ve finally found it.(ついにスターを見つけたぞ)」と言っています。
苦労して何かを成し遂げた!というときなどにぜひ使ってみてください。
Lana: Oh, my God!
大変!
Aria: What’s happening?
どうしたの?
Lana: I’ve finally got the job! I got an email from the cafe where I did an interview yesterday, and they hired me!
ついに仕事を手に入れたわ!昨日面接を受けたカフェから、採用のメールが来たの!
Aria: Wow, you’re amazing! I know you had a lot of interviews. I’m happy too!
わお、すごいね!たくさん面接したもんね。私も嬉しい!
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Aria: Are you okay? You look very tired.
大丈夫? すごく疲れてるようだけど。
Lana: Yes, I am tired, but I’m fine. I’ve finally finished that assignment yesterday!
確かに疲れているけど大丈夫よ。昨日ついにあの課題を終わらせたの!
Aria: That’s great! It’s too hard and I haven’t finished yet…
すごい!難しくて私はまだ終わってないのよ・・・
《クッパがスターを手にしたことを、キノコ王国で話し合っているシーン》
Toad:Bowser has found the Super Star, and is headed toward our kingdom.Its power will make him invincible. We will be destroyed.
大魔王クッパはスーパースターを手に入れた。我らが王国に来るぞ。(そのパワーは彼を無敵にさせる。)我々は滅ぼされる。
Toad2:What are we gonna do?
プリンセス、どうすれば?
Princess Peach:I will not let him hurt you.
手出しはさせません。
使役動詞の「make」と「let」の使い分け
使役動詞の「make」と「let」はどちらも誰かに何かをさせる(または許可する)意味を持ちます。
構文は「make + 人 + 動詞の原形」または「let + 人 + 動詞の原形」と一緒ですが、ニュアンスに違いがあります。
「make」は「〜させる」という意味で、強制的に何かをさせる、またはある結果を引き起こすときに使われます。
この動詞は、相手が自発的に行動を取るわけではなく、強制的に行動を取らせる場合によく使われます。
・My teacher made me rewrite the essay.
先生は私にエッセイを書き直させました。
・The coach made the players run five laps.
コーチは選手たちに5周走らせました。
「let」は「〜させる」という意味で、相手に自由に何かをさせる、または許可を与えるときに使われます。
この動詞は、相手が自発的に行動を取ることを許可する場合に使われます。
・My parents let me stay out late.
両親は私に遅くまで外出することを許可しました。
・She let her children play in the park.
彼女は子ども達を公園で遊ばせました。
■「make」は相手の意志に反して行動させる場合が多い
・He made his brother apologize.
彼は弟に謝らせました。
■「let」は相手が望む行動を許可する場合が多い
・They let us choose our seats.
彼らは私たちに席を選ばせました。
このニュアンスを頭に置いて使い分けしてみてください!
上記の映画のシーンでは、
■Its power will make him invincible. そのパワーは彼を無敵にさせる。⇒「ある結果を引き起こす」の意味でのmake
■I will not let him hurt you.彼に手出しはさせません。 ⇒ 「相手に自由に何かをさせる」の意味でのlet
※ピーチ姫は“I will not let him hurt you.”と否定形で使っていますので、彼(クッパ)があなたたちを傷つけるのを許可しない(許さない)、という意味になります。
《クッパを止めるためマリオとピーチ姫が旅に出ようとし、キノピオがついていこうとするシーン》
Toad: I will protect you.
私がお守りします。
Princess Peach: A Toad brave enough to join me.
勇敢なキノピオだこと。
Toad: I fear nothing.
怖いものなしです
Princess Peach: Well, that settles it. You’re coming with us.
いいわ、(これで決まりね。)行きましょう。
that settles it.これで決まりね!
settleには「解決する、決定する」とった意味があります。
“that settles it.”は「これで決まりね!」というお決まりフレーズです。
みんなの意見がまとまって「これで決定!」と言いたい時に使ってみてください!。
Aria: What’s for lunch today? How about the Italian place we always go to?
今日のランチ何にする?いつものイタリアンはどう?
Lana: Well, I’ve been on a diet actually…
うーん、実は最近ダイエットしてて…
Aria: Well, how about the new soba restaurant? I think it’s healthier than Italian!
じゃあ、最近できたおそば屋さんは?イタリアンよりヘルシーだと思うよ!
Lana: Good idea! That settles it!
いいね!これで決まりね!
子どもはもちろん、今までマリオのゲームをプレイしてきた大人たちにとっても映像、音楽、ストーリーと細部まで楽しめる映画となっています!
わかりやすい英語表現が多いですので、世代を超えて世界中で愛されているマリオワールドを堪能しながら、ぜひ英語フレーズも覚えてみてくださいね♪
===Aria===