今回は記録的な視聴回数を獲得し、国際的に広くファンを獲得しているNetflix最大のヒット作『Stranger Things(ストレンジャー・シングス 未知の世界』から覚えて便利、日常会話での使いやすさ○○○○○(5重丸)の短めフレーズをいくつかご紹介します!
『ストレンジャー・シングス』ってどんなドラマ?
Netflixオリジナル『ストレンジャー・シングス』は1980年代を背景にしたSFホラーミステリードラマです。
2016年に配信をスタートして以降、エミー賞・ゴールデングローブ賞・グラミー賞など数々の賞にノミネートされています。
現在シーズン4まで配信されて、2024年夏の配信を目指している次作シーズン5でフィナーレを迎えると噂されています!
スティーヴン・キングの小説やスティーヴン・スピルバーグ監督の映画、日本の『AKIRA』などアニメやビデオゲームなどに影響を受けた原案者のダファー兄弟の80年代カルチャーへの愛が詰まった作品となっています。
『E.T』『ジョーズ』『スタンド・バイ・ミー』など名作のオマージュシーンは最高にエモく、音楽はもちろん、当時を意識した衣装や音楽、車両や小物など映像面でも見どころがいっぱいです!
『ストレンジャー・シングス』のあらすじは?
1980年代、アメリカのインディアナ州にある架空の小さな田舎町ホーキンス。
オタクで仲良し4人組の中学生マイク・ルーカス・ダスティン・ウィルはいつものようにゲームをして遊んでいた。
夜遅くなり、解散後帰宅途中にウィルが突如行方不明になってしまう。
警察の協力のもと捜索が行われのちにウィルの遺体が見つかってしまうも、母親のジェイスは身の回りに起こる不可解な現象から「ウィルは生きている」と周りに訴える。
その頃独自の方法でウィルを探すマイク・ルーカス・ダスティンは、森でたどたどしい言葉を話す丸刈り頭の不思議な少女“イレブン”と出会う。
なんとその少女は行方不明のウィルを知っているようだった・・・。
『ストレンジャー・シングス』から覚えやすい短めフレーズを学ぼう!
《スティーブがナンシーを学校のトイレでデートに誘うシーン》
Steve:I’ll be over around, say, like, 8:00?
8時頃でいい(8時頃かな、そこに行くよ)?
Nancy:Are you crazy? My mom would not –
正気なの?ママが許さな–
Steve:I’ll climb through your window.
(ナンシーの話しをさえぎって)窓から入るよ。
I’ll be over:~に向かう、行く
日本語の「すぐに行くよ!」という表現は
I’ll be over in a minute.
または
I’ll be right over.
が決まり文句になっています。
Amy: Hey, It’s too heavy to carry. Can you help me?
ねえ、重くて運べないの。手伝ってくれる?
Peter: Sure, I’ll be over in a minute!
もちろん、すぐに行くよ!
**********
(telephone call)
Amy:Hello Kitty,I can’t move because of a bad back. Help me.
キティ!ぎっくり腰で動けないの、助けて!
Kitty:OK,don’t move I’ll be right over!
大丈夫、動かないで待ってって。今すぐ行くわ!
《電球の点滅をウィルからのメッセージだと信じ込む母親にジョナサンがただの電流の異常だと伝えるシーン》
Joyce:Did you see that?
今の見た?
Jonathan:It’s the electricity, Mom. It’s acting up.
電流の異常だよ。壊れているんだ、母さん。
Joyce:No! It’s not the electricity, Jonathan.
いいえ、電気じゃないわ。
act up:異常に動く、正常に動作していない、故障している
という意味のイディオムです。いたずらする、という意味もあるので、暴れたり騒いでいる子供に対しても「Don’t act up!」(ふざけないの!、悪ふざけしない!)と言うこともできます。
・My phone is acting up. It keeps freezing and the apps are not responding properly.
携帯の調子が悪いんだ。フリーズしっぱなしで、アプリがちゃんと反応しなくてさ。
・The car is acting up again, it keeps stalling.
車がまた調子を悪くしている。エンストするんだ。
・I think something I ate is making my stomach act up.
食べたものが胃を悪くしている気がする。
・My son acted up at the school today.
今日息子が学校で悪さをしたみたい。
・The children were acting up all night and I couldn’t get any sleep.
子供たちが一晩中ふざけてて、全く眠れなかった。
《怪物を目の当たりにしたジョイスが「この目でみたのよ!」と警察のホッパーに説明するシーン》
Hopper:I’m just saying that you-
俺が言いたいのは、、
Joyce:No, I know what you’re saying, Hop. I swear to you, I know what I saw. And I’m not crazy.
言いたいことは分かってる。だけど誓って言えるわ。私が見たものは現実よ。イカれてなんかいない。
Hopper:I’m not saying that you’re crazy.
イカれてると言っているわけではないさ。
I swear:本当だよ!・誓って言えるよ!
「I swear」は直訳すると「私は誓います」という意味ですが、ネイティブの会話では「本当に!」「誓って言えるよ!」というニュアンスで使われます。
自分の言っていることが相手に信じてもらえない時に「絶対に嘘じゃないんだから!!」「絶対にそうだと約束するよ!」と主張する砕けた表現なので友達同士とのカジュアルな会話で使うことが多いです。ビジネスや目上の人に対しては失礼な表現になるので使うシチュエーションには気をつけましょう!
「I swear」単独で「本当だよ」という意味でも使えますし、that節(that + 文(主語+動詞)を使って後半の文(主語+動詞)に「信じて欲しい内容」を置くことも出来ます。
・I swear I’m not lying!
嘘なんかついてないよ!
・I swear I wasn’t late.
絶対に遅れてなんかいません。
・I swear I put my wallet here, but I can’t find it.
ここに財布を置いたはずなのに見当たらないわ。
・I’m not joking.I swear I saw a ghost last night!
冗談じゃないんだ。昨晩、幽霊を見たんだ、本当だってば!
『ストレンジャー・シングス』が英語学習にオススメな理由
本日ご紹介したフレーズのように『ストレンジャー・シングス』は4人の子供たちのストーリーなので、短く分かりやすい単語が使われ、短文でテンポ良く進んでいきます。
ですので、ぜひ「英語音声&英語字幕」での視聴にチャレンジしてみてください。
何度も繰り返して耳が慣れてきたらオーバーラッピング(英語字幕どおりに読んで発声します)もオススメ!
しつこく繰り返していくと、どんどん聴き取れるようになりますよ!!
当時リアルタイムでご覧になっていた方には懐かしく、平成世代の方には新鮮に感じることでしょう。
シーズン5の配信まで、英語力のスキルアップも頑張っていきましょう♪
===Amy===
.