ネイティブらしい今どき女子の英会話をたくさんご紹介したいと思います♪
今回は、2022年公開のNetflixオリジナル映画『A Perfect Pairing(パーフェクトペアリング)』をご紹介します!
オーストラリアが舞台となっており、大自然がとても美しいです。
なかなか旅行に行けない日々ですが、映画を通して旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか?
『パーフェクトペアリング』のあらすじは?
ロザンゼルスのワイン会社に勤めキャリアを築いてきたローラ。
ある出来事をきっかけに会社をやめ、自らワインの流通会社を立ち上げることに!
早速目を付けたワイナリーへ交渉のためオーストラリアの田舎町へと飛び立ちます。
契約のためにオーストラリアに行ったものの、できたたばかりの会社に興味をもってもらえません。
諦めないローラはひょんなことから牧場で働くことに・・・。
《ローラが牧場で働くことになるシーンから》
Max: *Jackaroo bailed on us today.
ジャッカルーが今日辞めたんだ。
*Jackaroo:牧場の見習い
Hazel: It’s the shearing season.
羊毛刈りの時期よ。
Mark: Yeah, Same as neighboring stations. Everyone’s shorthanded.
そうだよ、隣の牧場も同じさ。どこも人手が足りないんだ。
Rola: Well, I…I could do it.
ええっと、わたし、わたしがやるわ。
Hazel: Could do what?
何を?
Rola: The job. I mean, how long do you need someone? A few days?
その仕事。仕事はいつまで必要なの?数日?
Max: About two weeks. Also, no.
約2周間だがお断りだ。
Rola: Well, why not? I’m here and I’m willing. I can be your Jackaroo.
えっと、なぜだめなの?わたしはここに滞在するしできるわ。ジャッカルーになるわ。
Mark: Yeah, nah. You’d, un… you’d be a Jillaroo.
うん、いや、君はジラルー(女性見習い)だ。
Role: Gendered terms. Cute. Whatever works.
性別があるのね。いいわ。なんでもいいわ。
“bail on” ってどういう意味?
bail on:~から逃げ出す、離れる
bailとは捕まった時などに支払われる「保釈金(名詞)」のこと、また「保釈金を支払う(動詞)」としても使われます。
動詞で使う場合にはbail outの形で用いられるケースが多いです。
bail onは裏切るような行為に対して使うスラングです。「すっぽかす」や「ドタキャンする」という意味でも使われます。
「bail out(保釈金を支払う)の反対の行為」とイメージすると分かりやすいですね。
ニュアンスとしては「突然その場を去る」つまり「とんずらする」イメージです。
・I’m so sorry. I’m going to bail. I need to rest at home.
ごめん、やっぱり帰るわ。家で休みたいの。
・I’m bailing. I have forgotten something I have to do.
帰るわ。やらなきゃいけないことあるのを忘れてたわ。
・I invited to my birthday party, but she bailed on me.
誕生日会に彼女を呼んだんだけど、来なかったのよ。
・I went to a haunted house with my boyfriend, but he bailed on me. He is such a coward.
彼とお化け屋敷にいったんだけど、置き去りにされたの。彼は本当ににビビリなの。
ネイティブの会話でよく使われる“I mean ~”の意味は?
日常会話でよく使われている表現なので、映画などでも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
直訳するとは「私が意味しているのは~です」ですよね。
いろいろな場面で使われていますが、基本的に
①強調したいとき
②何か補足したいとき
③間違いを訂正したいとき
に使われています!
前の文章を強調するときに使います。とても口語的なので話し言葉としてよく使われます。
“I mean it”は「本気だよ、本当に思っているよ!」と、強調するときによく使えるイディオムです。
・I think you did a good job today. I mean it.
今日は頑張ったね。本当に。
・I will lose weight before the summer! I mean it!
今年の夏までに痩せる!絶対に!)
・You should clean up first. I mean right now!
まず片付けるべきでしょう。今すぐにね!
・I couldn’t have lunch. I mean I was so busy today.
お昼食べられなかったわ。今日はめちゃくちゃ忙しかったの。
前の文章について補足するときに使います。
英語の語順はまず結論や大事なことを最初に伝えます。
その後に続けて説明や補足をするときに「それはね、だってね、」という意味で“I mean”を使えます。
・We should change the day we are going to go to the beach. I mean the weather will be rainy.
海に行くのは今度にしよう。だって雨降りそうだもん。
・You should go home early. I mean you don’t look so good.
早く帰ったほうがいいよ。なんか体調悪そうだよ。
・I can’t do that! I mean it’s a little bit hard for me.
できないよ!それは私にはちょっとは難しすぎるわ。
前の文章を訂正するときに使います。
言い間違えてしまった場合などに使えますね。
・I have seen that movie, I mean the first of the series.
この映画観たことある。違った、観たのはシリーズ1作目だった。
・The restaurant is in front of Starbucks, I mean Tully’s coffee.
そのレストランはスターバックスの前にあるよ。あ、タリーズだった。
・The student is right-handed, I mean left-handed.
その生徒は右利きです。いや、左利きだったわ。
オーストラリアの大自然を楽しめるこの映画、その他にもワインの仲介や輸入業者の仕事風景、牧場の生活なども目新しいです。
牧場で働くマックス役のアダム・デモスのオージーイングリッシュも注目です。
ご紹介したシーンの“station”も「駅」ではなくて「牧場」という意味で使われていました。
ぜひワインを片手に楽しんでいただきたい映画です!
===Pam===