こんにちは!コンシェルジュのJO-JOです!
今日は日本では2010年の公開された映画『ラブリーボーン』から学べる英会話をご紹介いたします。
アメリカ、イギリス、ニュージーランドの合作映画で、
殺害・家族・初恋・霊・復讐などテーマの捉え方は観ている私達の気持ちとリンクするようです。
重かったりファンタジーだったりと不思議な世界を覗いている気分になります!
◆Story of”The Lovely Bones”◆
時代は1970年頃、14歳の時、殺害されてしまった少女スージー。
当初、両親は娘のスージーが行方不明ということで警察へ連絡。後に殺害されていたことを知ります。
しかし犯人は見つかっていないという状況下でさまざまな感情が交錯する家族が立ち直るまでのお話しです。
スージーはあの世とこの世の間の世界にいるため残された家族の状況を見ることができます。
周囲を警戒しながらものうのうと過ごす犯人は近所の・・・・・
◆One point English from”The Lovely Bones”◆
犯人のハーヴェイがスージーに自分の作ったものを見せたいということを口実にトウモロコシ畑の地下へと招き入れようとするシーン
地下のさらに下へ招き入れた時・・・
Mr. Harvey:It’s nice down here, isn’t it?Special down here, right?
ハーヴェイ:すごくすてきだろ?そう思わないか?ここはとても特別なんだ、そう思わない?
Susie:Yes – it is, it’s very special.・・・But I have to go.
スージー:はい。とても特別・・・でも、家に帰らないと。
Mr. Harvey:I don’t want you to leave.I’m not going to hurt you, Susie.
ハーヴェイ:帰ってほしくないな。スージー君を傷つけたりしないよ。
なんとも言えないじわじわくる恐怖なシーンですよね(汗)。
恐らくこのセリフのあとに殺害されてしまいました。
ここでできたのはまず付加疑問文です!
「~だよね?」「~でしたよね?」
など相手に同意を求めるときに使います。
例:
It is very cold today, isn’t it?
今日はすごく寒くない?
The movie was so much fun, wasn’t it?
あの映画楽しかったよね?
You did say that yesterday, didn’t you?
昨日そう言ったよね?
もうひとつご紹介したいと思います。
警察官がハーヴェイの家を訪ねてきたシーン
Policeman:You were home that day?
警察官:あの日家にいたのか?
Mr.Harvey:What day?
ハーヴェイ:何曜日だっけ?
Policeman:Last Wednesday.
警察官:先週の水曜日だよ。
Mr.Harvey:Last Wednesday…Last Wednesday… Um, no, I was home all day.
I mean, I – I probably went out and ran a few errands or something like that, but I mean, um…
I should have been here all day,for most part.
ハーヴェイ:先週の水曜日・・・あ、はい。一日家にいました。
つまり、ぼ、僕はちょっと用事があると出掛ける、そんな感じで、あぁ、でもそうだな、
いつもだいたいここにいたはずだよ。
Policeman:Ok, good.Thanks.
警察官:わかりました。ありがとう。
なんだかもうおどおどしさが漂ってきますね。
ここで注目していただきたいことは警察官が
You were home that day?
と聞いていることに対してMr. Harveyは
Um, no, I was home all day.
と答えていることです。
日本語だと「家にいましたか?」と聞かれたら「はい!」と答えますが英語の場合は”No”を使うことで家にいたという意味を示します。
もし“Yes”と答えていたら「家にいなかった」ということになります。
タイトルの『The Lovely Bones』とは「かわいい骨」となりますが、どんな意味がこめられているのでしょうか?
殺人という重いストーリーの映画ですが、死者からのメッセージからは力をもらえます。
同名の小説が原作なので、そちらもぜひチェックしてみてください!
===Jo-Jo===