映画『ラブ・アクチュアリー』(”Love Actually”)から学ぶ英会話

ラブ・アクチュアリーから学ぶ英会話

◆ Story of “Love Actually” – 映画『ラブ・アクチュアリー』のストーリー”◆

「ラブ・アクチュアリー」は2003年のイギリスのコメディ映画です。
物語は恋愛を様々な面から掘り下げ、様々な人々が関係しているいくつかのストーリーから成り立ちます。
そして、それぞれのストーリーが進む中で、これらのばらばらのストーリーが繋がっていきます!

物語の舞台はクリスマスまでの4週間の間。
場所はロンドンです。

ラブ・アクチュアリーのヒースローのハグシーン
物語は、到着ゲートを通り抜け、人々が友人や家族と再会している場面のヒースロー空港から始まります。
このシーンは有名になって、ヒースロー空港のちょっとした名物になっているようですね。

人々が帰国している場面で、ヒュー・グラントがナレーションを行い、暗い気持ちになった時はいつでもヒースロー空港の到着ゲートを考えると話しています。

彼には、到着ゲートでは、怒っている人や悲しんでる人、傷ついている人を見ることがありません。
若者や老人、夫婦、友人、家族、すべての人が幸せに見えます。

物語は、やがて繋がるようになる、登場人物たちのいくつかのストーリーにスポットを当てていきます。

「ラブ・アクチュアリー」の中でお気に入りのストーリーはジェイミーとオーレリアの間の関係です。
弟に恋人を奪われてしまったジェイミーは傷心を癒す為にポルトガルにある別荘に休養に行くことになります。

そこで、彼はメイドのオーレリアと少しずつ関係を深めていくことになります。
この話のロマンチックなところは、ジェイミーがポルトガル語を全く話せないことと、オーレリアが英語を全く話せないことなんです!

オーレリアが英語を話すシーン(ラブ・アクチュアリー)
彼らはなんとか意思疎通をしようとするんですが、誤解も生じてしまいます。
ジェイミーはイギリスに戻った後、ポルトガル語を勉強するために語学学校に入り、そして、最後はポルトガルに戻って、オーレリアにポルトガル語でプロポーズするシーンは心がときめきます!

◆ One Point English from “Love Actually” – 映画『ラブ・アクチュアリー』のワンポイント英会話”◆

カールとサラのセリフがとても素敵です!

Karl: Well, I-I’d better go.(ええと‥もうそろそろ行かないと。)

Sarah: Okay.(そうね。)

Karl: Goodnight.(おやすみ。)

Sarah: Goodnight.(おやすみなさい。)

[カールはサラのほっぺに軽くキスをして、次第に情熱的にキスをしはじめ‥]

Karl:Actually, I don’t *have* to go.(本当は、行かなきゃいけないってわけじゃないんだ)

Sarah: Right. Good. (そう。良かったわ。)

カールの「行かなきゃいけないわけじゃない」というセリフですが、彼は”have”をかなり強調して言います。
これを強調してサラに言っているのは、彼が本当に行きたくないことと、彼は、彼女と一緒に居られるかどうかを礼儀正しく尋ねているニュアンスです。

英語という言語では意味を伝達するために、どこを強調するかや話すスピードを調節するかが言いたいことを表現する上でどれだけ実用的か言うことも
表しているそうです。(この映画をみたbのレッスンパートナーが言っていました!)

もうひとつの良い例は、“blunt”を使った表現です。

Sarah:Do you love him?(彼を愛してる?)

Mark:Uh, b- What?(ええと、何?)

Sarah:No, I… I just thought I’d ask the blunt question.
(ううん、私はただ‥率直な質問をしようと思っただけよ。)

To be blunt or ask a blunt question means to be direct or state the obvious
to someone. often if we want to ask someone an abrupt or direct question,
we will often say ‘can i be blunt?’ before the actual question.

“To be blunt”または“ask a blunt question”は「率直に、当然のことを言う」
という意味なんです。。もし誰かに突然の、率直な質問をしたいときは、質問の前に

“Can I be blunt?”

というというそうです!

いかがでしょう?
ヒュー・グラントはじめ、 リーアム・ニーソンなど有名な俳優が数多く出演するこの映画。
まだ、クリスマスまでは時間がありますが、おすすめです!

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★関連エントリ ★

ラブ・アクチュアリーに出演していた俳優たちの出演している映画から英語を学びましょう!

・ 愛おしい時間について”About time”
リチャード・カーティス監督、ビル・ナイ出演です。

・ ノッティングヒルの恋人(”Notting Hill”)
ヒュー・グラント主演。言わずと知れた名作です!

・ トゥー・ウィークス・ノーティス“Two Weeks Notice”

・ ラブソングができるまで“Music and Lyrics”

こちらもヒュー・グラント主演です。

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