こんにちは!コンシェルジュのBobです☆
今日は私のおすすめ映画「Celeste and Jesse Forever/セレステ∞ジェシー」の紹介をしたいと思います。
この映画は元々、全米でたった4館の映画館で上映されたものでしたが、大人女性のハートをつかみ、なんと600館近くまで拡大された映画です。
現代女子の“高慢と偏見”を描いた
“「ごめんなさい」と言えないあなたに贈る”
そんな作品です。
Contents
◆Story of “Celeste and Jesse Forever”◆
セレステは会社の経営者として日々忙しく、順風満帆。
高校時代からの付き合いである旦那のジェシーは売れないアーティストで仕事に精を出すわけでもなく、そんなジェシーにがっかりなセレステ。
二人とも趣味や笑いのセンスが合い、とっても仲がいいが“永遠に親友でいるため” セレステはジェシーとの離婚を決意。
未練タラタラなジェシー、この恋愛の主導権は私が握っていると思いあがるセレステ。
そんなジェシーが自分よりも先に幸せな道を歩み始め・・・・・。
◆One point English from“Celeste and Jesse Forever”◆
高校からの同級生の仲良しグループでの食事シーン。
これから離婚をするというのにじゃれ合うふたりに対して
「もういい加減にして!」と呆れる友人ベスとのやりとりです。
Beth: What are you two doing?!?
べス(親友):あなた達二人(まじで)何やってんの?!?
Celeste: What do you mean?
Jesse: Yeah, What do you mean?
セレステ: 何って…
ジェシー:何って何が?
Beth: You guys have been separated for six months. You’re getting divorced and you spend every day together as if like no big deal.
べス: あなた達別れるんでしょ?別居して半年にもなるよね?!これから離婚しようってときに毎日涼しげな顔して過ごして、、これって異常よ!(つまらない遊びはやめなさいよ。)
Celeste: We are separated and We’re friends.
セレステ: 私たち別れても親友よ。
Jesse: It’s the perfect breakup.
ジェシー: (そう、ケンカもピタッと止まって君らも間に入らずに済む)全員安泰。
Beth: Sorry…
べス: もう付き合ってられないわ。
このシーン、大好きです!
息ぴったりにふざけ合うセレステとジェシーが素敵なんです。(笑)
このやりとりから、簡単でよく使う英語をふたつ紹介します☆
★be getting
自動詞(get)の現在進行形は近未来を表すため「もうすぐ~する」「そろそろ~する」といった意味になります。
そのためここでは
「あなたたちもうすぐ離婚するんでしょ?!」といった意味になります。
be gettingはあらゆるシーンでも使えることができます。
例えば、
It’s getting cold.=だんだん寒くなってきた。
We’re getting low on petrol=ガソリンが少なくなってきている。
など、日常的にも使えますね。
I’m sleepy.だと「眠い」ですが、I’m getting sleepy.だと「(だんだん)眠くなってきた」といった感じの表現ができます。
★break up
ここではthe perfect breakup=完璧な別れ=全員安泰。と訳していますが
日常的にはこんな感じに使えます。
Sarah: How is your boyfriend?
Bob: Actually, We broke up.
Sarah: Are you serious? Who broke up with who?
Bob: I broke up with him. He is just history.
Sarah:彼とはどうなの?
Bob:実は私たち別れたの。
Sarah:まじで??誰が誰を振ったの?
Bob:私から告げたわ。彼とはもう終わったの。
「A broke up with B」
AがBと別れた=AがBを振ったという意味になります。
また、過去の人・元カレ(元カノ)のことを「Ex」や「History」と表現することもあります。
Exは“前の、元の”という意味で、Ex-boyfriend(元カレ)・Ex-girlfriend(元カノ)の略です。
映画の中ではセレステがヤケになって色んな男性とデートをしている中、たまたまジェシーに遭遇してしまうシーンがあります。
Celeste: Oh my god my ex is here. Feels like you should leave.
セレステ:うそでしょ、元旦那がいる。(デート相手に対して)ちょっとあなた席を立った方がいいかも。
こんな感じです。
いかがでしたでしょうか?
他にも現在完了や仮定法が使われていたり、
映画のワンシーンから学べることってたくさんありますよね!
映画を観るときはもちろん字幕派ですが、
邦画に英語字幕をつけてみたり、あえて吹替でみて英語字幕をつけてみたりすると
日本語には耳が慣れているので「へぇ、この日本語は英語だとこういう表現になるんだぁ」と気付けたりして面白いですよ☆
最後に、この映画の名言をひとつ。
いつも自分が正しいと思っているセレステに伝えた友人ポールの一言。
Celeste: He’s just going about everything so wrong.
Paul: You want to be right or to be happy?
セレステ:彼は全てが間違った方向に進んでるわ。
ポール:君は正しくありたいの?それとも、幸せになりたい?
何が正しいかは人それぞれですよね。
最後には正しくなくてもいいんだ。ってセレステが気づくまでの心境の変化がとってもリアルな作品です。
少し長くなってしまいましたね!(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!
Bob☆彡