“I am Sam(アイアムサム)”のダコタ・ファニングと“8 mile(エイトマイル)”のブリタニー・マーフィが主演するアップタウンガールズ、わがままし放題に育った元お金持ちのお嬢様と大人びた少女が、ぶつかり合いながらも気持ちを通わせ友情を育んでいくコメディです。
子供と大人が逆転した様な二人のやりとりがとってもCute!
「元気になりたい!」
と思う時に観たくなる、心温まる映画です!
Contents
◆ Story of “Uptown Girls”- 映画『アップタウン・ガールズ』のストーリー◆
舞台はNY、22歳のモリー(ブリタニーマーフィ)は伝説のロックスターだった父の遺産でパーティ三昧の贅沢な日々を送っていました。
自由奔放に暮らしていたモリーは、ある日財産管理を担当する会計士の裏切りで無一文になってしまい、生まれて初めて仕事を探すことになります。
友人の紹介で始めることとなった仕事はベビー・シッター。
そして、その仕事でお世話をすることとなったのは、生意気な8歳の少女、レイ(ダコタ・ファニング)でした。
子供のようなモリーは大人びたレイと何から何までそりが合わずぶつかりあいますが、次第に二人の間には友情が芽生えていきます。
◆One Point English from ”Uptown Girls”- 映画『アップタウン・ガールズ』のワンポイント英会話◆
ある日レイを学校まで迎えに行ったモリーは、レイが他の女の子と取っ組み合いひっぱたいているところに遭遇します。
その時にモリーがレイに言ったセリフ。
Molly: Have you gone mad?
モリー:気でも狂ったの?
There is never, ever an excuse for hitting another person.
人を殴った時の言い訳なんてないのよ。
What is going on?
どうしたの?
◎go mad
goはよく「行く」という意味で使いますよね。
ですが、この場合のgoは「(~の状態に)なる」という意味で使われています。
もともとgoには状態が「変化する」「経過する」という意味があるので、
“go mad”=mad(気が狂った、怒った状態)に変化していく、「気が狂う」となるのです。
他にも…
◎go crazy 気が狂う、夢中になる
例)I feel like I’m going to go crazy.
頭がおかしくなりそう。
◎go bad 悪くなる、痛む、腐る
例)This milk will probably go bad within a day.
この牛乳、たぶん一日で腐っちゃうよ。
また表情が変化する時にもgoを使って表現!
「顔が紅潮する」という時には“go red”、また「顔が青くなる」「真っ青になる」という時には“go white”や“go blue”などと使うことができます。
ちなみに“go white(gray)”で「白髪になる」という意味にもなるのです!
◎never ever
「決して~ない」「少しも~ない」
否定の意味合いを持つneverをさらに強調するeverをくっつけることで、「もう二度と~ない」「何があっても~ない」となります。
例)
I will never ever forget it.
私は絶対に忘れません。
I will never ever speak to you again.
あなたとは一生口きかない!
テイラー・スウィフトの曲にも“We Are Never Ever Getting Back Together”がありましたね。
“get back together”でカップルがよりを戻すという意味なので、
「私たちがよりをもどすなんてこと、絶対にありえない!」
と強い気持ちを表しているのですね。
ちなみに映画の中で、モリーはレイにどんなことがあっても絶っ対に人を殴っちゃだめ!と伝えるために“never ever”を付けて表現したのですが・・・。
レイになぜクラスメイトの女の子を殴ったか理由を聞いた後のモリーの行動は「え―――!」と笑えちゃいます。
とってもキュートなモリー役を演じたブリタニー・マーフィは、残念ながら若くして他界してしまいましたが、もしまだこの映画を観たことないという方は、ぜひキラキラ魅力いっぱいのブリタニーをご覧くださいね。
今ではもうすっかり素敵な大人になりましたが、ダコタの演じるちょっと生意気なレイもとっても可愛らしくて見どころです!
Pocky
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